竜の誘い
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ちにそれはいらないような・・・
「でも・・・」
「オイラたちメタボじゃ「ハイハイ!いいから食べてみて!美味しいから」」
ダフネさんは俺たち三人にメタモちゃんを押し付けるように渡す。
「一口食べたら美白の効果!二口食べたらスッキリお腹!ハイハイこちら兄妹かしら?坊っちゃん嬢ちゃん猫ちゃんも、食べてみてみてメタモちゃん!」
ウェンディたちにもメタモちゃん押し付ける。好き勝手やってるな〜・・・
「効果はバッチリ御覧遊ばせ!ビフォーアフター!!」
すると太った猫のぬいぐるみが全部スッキリしたスリム体型に!
「すごーい!」
「わぁ!効果抜群!!」
「たった一瞬でスリム体型に!?」
「お・・・おい!何感心して!?」
いや、だってあれすごいでしょ!?
「それではいくつかユーザ様からの喜びの声を聞きましょう。」
というといつのまにか部屋が変わっちゃってるよ!?どうなってんのこれ!?
「まずは・・・」
「ちょっと待てーーーー!!!!」
さすがにナツさんも我慢の限界に達したようですね。
「ハイハイ!お客さん。お便りはたくさんありますから」
「そのハイハイもやめろー!!聞きたいのは痩せ薬の話じゃねぇ!!」
「ハイハイ!薬じゃないですよ?メタモちゃんのお話です」
「ドラゴンの話だ!」
ナツさんは手に炎を纏いながら言う。するとダフネさんは眼鏡をかけ直すとその眼鏡がキランっと光る
「ハイハイドラゴンですか?よござんすよ?メタモちゃんならドラゴンさんもダイエットできちゃう優れもの」
「いいから話を聞け!!俺は滅竜魔導士だ!!」
ナツさんの一言でようやく本題に入れましたね。まぁ、楽しかったてすけど
「俺は7年前に姿を消したドラゴン。イグニールを探している。ウェンディはグランディーネ!シリルはヴァッサボーネっていうドラゴンを探している」
ナツさんは俺たちを指差しながら探してるドラゴンの名前を言う。
「もしお前が会ったっつうならドラゴンの誰に会ったのか、どこで会ったのか、いつ会ったのか教えてくれ」
俺たちはダフネさんの方を見る。
するとダフネさんは立ち上がり俺たちに背を向ける
「ドラゴンに会った話ですけどね、あれ商売上のウソ!ハイハ〜イ」
「ウソだと!」
「そんな・・・」
「なんだよ・・・」
ダフネさんの話を聞いてガッカリする俺たち。ガジルさんの言う通りだったのか・・・
「ハイハイ。このメタモちゃんにドラゴンの鱗を粉末にしたものを入れたって言うと売れ行きが違うんだもの」
「鱗だと!?」
「ナツさん・・・どう考えてもウソですよ」
ドラゴンに会って
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