竜の誘い
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物がドアの上にくっついてるし!!突っ込みどころ多すぎなんだけど!!
「おい!誰かいんのか!」
「ハイハイ」
ナツさんが部屋に向かってそう言うと中から声がする
「いた!」
「最後の最後でいましたね!」
俺とウェンディはようやく人がいたことに感動する
「開けてくれ!!ダフネって奴か!」
ナツさんがそう言うとぬいぐるみみたいな扉が開く。
「ハイハイ。ダフネさんは私だけど」
そう言って出てきた女の人は何かを食べている。というか目がだるそう・・・
「ちょっと話があるんだ」
ナツさんがそう言うとさっきまでのだるそうな表情から一転してなんだかキラキラし始める
「ハイハイハイハイ!話ね話!もしかしてもしかしなくてもお客さんね!!」
ダフネさんはそう言うと扉を全開にする。そこまで開ける意味はあるのか?
「入って入って入ってちょうだい!!ハイハイハイハイ!」
ダフネさんがそう言うと突然俺たちの足元に魔方陣が現れて部屋の中へと勝手に進んでいく。
「どわっ!」
「ええ!?」
「おおっ!すげぇ!」
「シリル感心しないで〜!」
「わぁ!」
「何なの!?」
俺たちが中に入るとなぜかそこはとても真っ暗になっている。
「ハイハイハイハイ!私各地を旅に旅する美の伝道師ダフネと申します」
うわっ・・・なんか語りだした・・・てか室内で花火打ち上げるなよ!火事になるぞ火事に!!
「びと申しましても貧乏のびにあらず!美貌の美!美人の美!美形の美にございます」
あまりのテンションの高さに俺たちは言葉を失う
「ハイハイハイハイ!売り物は何かと言えばこの夢のダイエット食品、名付けてメタモちゃん!」
「「「め・・・メタボちゃん・・・?」」」
なんつう商品名だ!?逆に太るんじゃないですか!?
なんて思ってるとダフネさんが俺とハッピーとセシリーを指差す
「ハイハイハイ。そこ!言い間違えないでくださいませね!!」
すみません・・・聞き間違えました
「メタボちゃんにあらずメタモちゃん!長年の研究に研究を重ねて作り出した奇跡の食品なのですね〜」
「聞けよ!!」
「解毒作用を持つ海の幸を、三日三晩秘伝の薬に漬け込んで、天日に干してさらに一週間!そして完成したのがこの・・・」
「「「夢のダイエット食品、メタモちゃん!!」」」
なぜか俺たち三人がライトアップされたので大慌てで叫ぶ俺たち。
「ハイハ〜イ!今度はよく言えましたねお嬢ちゃんと子猫ちゃんたち。「俺はお嬢ちゃんじゃねぇ!!」嬉しいからサンプルあげるよ!ハイハイどうぞ」
俺の言い分は無視してメタモちゃんの箱を渡してくるダフネさん。でも俺た
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