竜の誘い
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しみだな〜」
シャルルはそう言うけどやっぱり期待しちゃうよ。もしかしたら・・・て思っちゃうもん
「お前にしちゃあマトモなネタじゃねぇか」
「まぁな」
俺たちはダフネさんに会うために西の荒れ地にあるという宿へと向かった。
――――――――西の荒れ地にて
「ここが旅の宿ライズ?」
「ボロだな〜」
ハッピーとナツさんがそう言うが、それよりもこんな周りに何もないところにこんな宿が建ってるなんて・・・猛烈な違和感・・・
そんな違和感を抱えながらも俺たちは宿の中へと入っていくが・・・中には誰も見当たらない
「誰もいませんね」
「本当にここ営業してるの〜?」
ウェンディとセシリーがそう言う。確かにホテルマンみたいな人もいないし・・・どうなってるんだ?
「無人のはずよ」
シャルルがそう言うので俺たちはそちらを向くとそこには何やら魔水晶が置いてある
「なんだこれ?」
「見たことないけど」
「全自動魔水晶式宿泊管理システム。チェックインもチェックアウトもこれ一台でOKって奴」
「シャルルよく知ってるね〜!」
ナツさんと俺の疑問にシャルルが腕を組みながら答える。よくそんなこと知ってるなぁ
「だから宿の人いないんだ」
「宿の人どころかお客がいるようにも見えないけど」
「確かにね〜」
シャルルの言う通りだと思う。少なくともロビーにお客の一人や二人はいてもおかしくはないはずだからな・・・俺の勝手な偏見だけど
「またガセかよ!グレイの奴」
「まだそうと決まったわけではないですよ。誰かいるかもしれません」
「部屋を一つ一つ調べていけばそのダフネさんもいるかもしれませんしね」
「よーし!みんなで手分けしてやるか」
というわけで俺たちはみんなで手分けして宿の中を探すことになった。
一つ一つノックしたり声をかけたりしたが全然人がいる気配がない。
途中でシャルルがドアノブを壊したのを見てセシリーが爆笑していたけどそれでもどの部屋からも誰も出てくる様子はなかった。てかシャルルドアノブ壊すなよ!!
――――――――
「結局ここまで誰もいなかったね」
「あとはここだけか」
俺たちは最後の一室の前に立っているのだが・・・明らかにさっきまでの部屋とは違う
「ていうかこの部屋だけ絶対おかしくないですか!?」
俺は部屋の入り口を見て思わず突っ込んでしまう。だってドアになんかいるし隣の壁からもなんかぬいぐるみみたいなのが出てきてるし、入り口の両隣にも大きいぬいぐるみがいるし、なんかハッピーみたいな置
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