暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico19-A子供の自然を得るがごとし
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いますと、「そんな魔法があるんだ〜」なのはさんや、「ルシル、水中戦も出来るんだね・・・」フェイトさん、「すごいね〜」すずかさん達が感嘆の声を上げました。ルシル君が「試しに誰かやってみるか?」ってみなさんを見回すと、「やってみたい!」アリサさんとアリシアさんが挙手しました。
「よし。じゃあそこに立って。いくぞ・・・!」
ルシル君がアリサさんとアリシアさんに手を翳して魔法を発動。サファイアブルーに輝く光の膜がお2人の全身を包み込みました。ルシル君は「それで入ってみてくれ」そう言って促すと、「へぇ、どれどれ」お2人は海に入って潜りました。そしてすぐ「すごい、これ!」すごいテンションで戻って来ました。
「この魔法、結構すごいわよ! 海の中でも普通に息も出来るし会話も出来るし!」
「それにね! 普通に潜るより海中が綺麗に見えるんだよ! フェイトも、みんなも一緒にダイビングしようよ!」
それだけを言ってまた海に戻って行きました。その嵐のような行動にちょっと呆けましたけど、「ルシル君、お願い出来るか?」はやてちゃん達も期待に満ちた表情をしてルシル君を見ますと、「ああ、もちろんだとも。さぁ、行っておいで」ルシル君がリイン達に魔力コーティングを施してくれました。
「って、あれ、ルシル君は行かへんの? それにザフィーラも」
なのはさん達が海中に潜って、続いてリインやはやてちゃん達も潜ろうとした時、ルシル君とザフィーラは魔力コーティングをせずにビーチチェアに座ろうとしていたので、はやてちゃんが声を掛けたです。
「あー、ちょっと疲れたからもう少し休ませてもらうよ」
「我もここで待機しております」
「そういうわけだから、俺とザフィーラのことは気にしないでダイビングを楽しんでおいで。アインス、シグナム、ヴィータ、シャマル、リイン、それにフェンリル。はやてを頼むぞ」
「「ああ」」「おう」「ええ」「はいです」「はーい♪」
「・・・うん。じゃあいってきます」
手を振るルシル君に見送られながらリイン達もみなさんに続いて潜りました。でもやっぱり潜る前に息を吸って止めちゃいました。と、「リインちゃん。大丈夫よ、息がちゃんと出来るわ」シャマルに肩を叩かれて「ぷはっ。本当です、息もお話も出来てますぅ!」リインは止めてた息を吐いて、声を出しました。
「水温もあんまり感じないんだね」
「あ、でも水の中に居るっていう浮遊感はちゃんとある」
「だから不思議な感じがする」
「息継ぎや水圧の心配もないから、何時まででも潜っていられるっていうのは助かるよね〜」
なのはさん、フェイトさん、すずかさん、シャルさんと、思い思いに感想を言いながら海中を泳ぐです。それからリイン達は時間を忘れてダイビングを楽しみました。
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