暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico19-A子供の自然を得るがごとし
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お願いしますです♪」

すずかははやてとシャマル先生。そして・・・

「わたしはフェイトとアインスね」

「アインス、よろしく!」

「ああ、よろしく頼むよ」

部屋割りも決めて、「それじゃあルシル君。荷物、出してもらえるか」はやてがルシルにそう言うと、「ああ。我が手に携えしは確かなる幻想」ルシルが詠唱。するとルシルの周囲の床にわたし達の着替えや水着が入った旅行バッグ、あとはやての車椅子が出現。
ここへはチーム海鳴だけで来ることになったから、電車とかバス移動だと荷物とか運ぶのが大変。その苦労を、ルシルひとりが背負ってくれた。創世結界っていう所に貯蔵してくれて、わたし達は手ぶらで来ることが出来た。みんなで「ありがとう!」ルシルにお礼を言って、決めた部屋に直行。

「ふっふふ〜ん?」

「御機嫌だね、シャル」

割決められた部屋にはシングルサイズのベッドが3つ、鏡台1つ、丸テーブル1脚・椅子3脚で、寝るだけの部屋って感じ。で、わたしとフェイトとアインスは服を脱いで水着に着替える。

「えっへへ〜。新しく買った水着を早速着ることが出来て嬉しいな〜って♪」

白生地に桜の花びらのイラストが描かれたセパレートタイプの水着に着替える。ていうか、「ホント大きい・・・」ふと目をやったアインスの体に釘付け。黒のビキニタイプの水着で、一般人入り乱れなビーチに居ると絶対にナンパされる、そんなモデル体型。アインスの体のラインを見た後、自分の体を見る。

(将来、あんな風になるのかなぁ・・・)

子供だから当然だけど、すとーん、って感じのわたしの体。ちょっぴり膨らんではきたけど、アインスを見れば無いのと同じ大きさ。そんなわたしの視線に気づいたアインスが「シャル、お前はまだ子供だ。いずれはちゃんと育つ」そう言って励ましてくれた。

「だと良いんだけど・・・」

「お前や主はやて達もまだまだこれからだ。気長に待てばいい」

最初は微笑みを浮かべてくれてたアインスだけど、ほんの一瞬だけ寂しそうな表情を覗かせた。どうして?なんて考えるまでもない。アインスの寿命も残り僅かだから。わたしはそれを見なかったことにして、「ありがとう、アインス」の胸に飛び込んだ。アインスは拒絶しないでくれて、無言で頭を撫でてくれた。

「ほわぁぁぁ(うわぁ、すごい抱き心地。はやてってば、いつもこんな羨ましい事してんの?)」

このままアインスの胸の中で眠りたい衝動に駆られ始めていると、「シャル、アインス、行こう」フェイトがわたしを現実に呼び戻してくれた。

「うん」「ああ」

3人で部屋を出ると、同じように水着に着替え終えたなのは達と合流。L字階段を降りて1階のリビングへ。すずかが「裏のテラスからビーチに行けるからついて来てね」そう言って先
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