第二十一話
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「アオも負けちゃったし、私だけ中忍になって別の任務に回されるのは嫌」
「…さようで」
まあ、確かにそれは一理ある。
一人だけ別任務に回されるのは凄く心細いしね。
さて、待てどもやって来ないサスケに場内はそろそろ我慢の限界だ。
どうやらサスケの試合は後回しにして次の試合が先に行われるらしい。
うーむ、うちはのネームバリューは凄いねぇ。
みんなうちはの最後の生き残りの試合を見に来ているらしいし。
第4試合
油女シノVSカンクロウ
カンクロウ棄権により 勝者 油女シノ
でもこの中忍試験ってその実力を見せれば良いだけだから不戦勝って実は何の価値もないんだよね。
第5試合
奈良シカマルVSテマリ
良い所までシカマルは影真似の術で追い詰めるもギブアップを宣言。
勝者テマリ
というかあの影真似の術凄く便利そう。
写輪眼でコピーしときました。
第6試合
うちはサスケVSガアラ
会場に瞬身の術でさっそうと現れるサスケ。
遅刻も許されるのは血継限界をその身に宿す希少性からか。
そして始まるサスケの試合。
「始め!」
試験官の開始の合図。
同じうちはの血を持つ者の戦い方か…しっかり見させてもらいましょうか。
俺は写輪眼を発動してその動きを取りこぼさないようにしっかりと見る。
体術を基本としたサスケの攻撃は、しかし総てガアラの砂の防御の前に防がれる。
「玉?」
何回かサスケの体術による攻撃を防いでいた砂の盾がガアラの体を包み込み、完全に隠してしまった。
それを見たサスケが一旦距離を取り、壁にチャクラで吸着して立ちながら印を組んでいる。
その後発される異音。
チチチチチチチ
左腕に纏わせた膨大なチャクラを雷に形質変化させる。
サスケはそのまま雷によって肉体活性させ限界を超えた速度でガアラに突っ込んでいった。
うお、フェイントも無く一直線かよ!
恐らくあの砂の玉の中にいるガアラにしたって如何にかして外の事は認識しているはず。
であるなら反撃は合ってしかるべき。
実際に砂の玉の表面から幾つかの槍が伸びサスケを貫かんと伸びている。
しかしそれを見切る眼を持っているが故に恐れなく突っ込んでいったサスケ。
あの堅牢な砂の防御壁がサスケの技によって貫かれている。
凄い威力だ。
一応写輪眼で術の構造はコピーしたけれど、使えるかな、俺。
性質変化。
こればかりは先天性の物があるからな。
まあ、後で試してみるか。
手を砂の玉の中に突き入れているサスケ。
「うわああああ!血が!俺の血が!」
中からガアラの絶叫が
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