第二十一話
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この一ヶ月ヒナタは柔拳を徹底的に訓練してきたようだ。
技のキレが格段に上がっている。
今のオーラを纏ったヒナタの柔拳は既に柔拳の域を脱している。
ヒナタの攻撃は普通の人ならその一撃で外部破壊、内部破壊の両方が同時に起こり、その命を奪ってしまうほどの攻撃だ。
しかし、そこは相手が普通の人ならの話。
ソラ相手では少しばかり状況が変わる。
写輪眼でその攻撃を完璧に見切り、流でその攻撃をガードする。
そうしてその攻撃をほぼ無効化してしまっている。
ソラの攻撃もヒナタのバブルバルーンに捕まり、上手く当てられない。
「お姉様の攻撃、当てるだけでダメージがあるはずなのに、ソラお姉様はどうやって防いでいるんでしょう?」
「あー、それは…気合?」
「まじめに応えてください!」
そんな事言っても…
うーん。
「当たる瞬間に、同じだけのチャクラをその周囲に纏わせ、ヒナタの柔拳によるチャクラの侵入を防いでいるんだよ」
「え?そんな事が可能なんですか?」
「修行次第かな」
「修行ですか」
念の…
その後も互いに決定打に欠けるものの、その戦いは魅せるものがある。
「火遁炎弾の術」
ソラの口から幾つもの炎弾が吐かれ、ヒナタに向う。
「くっ」
ヒナタはバブルバルーンを繰り出し、炎弾をその風船に包み無効化する。
「凄い。忍術を隔離した?」
うお!いつのまにハナビは白眼を使えるようになったんだ!?
その眼でヒナタのバブルバルーンを見破っている。
「ヒナタのアレは厄介だよ。あそこで包まれている風船のような物はヒナタの意思で破裂させる事が出来る。その時に一緒に中に溜め込んだ物も爆発させることが出来るからね、忍術を使いすぎるといつの間にか回りには自分で放った忍術で囲まれていて一斉に爆破。ほら」
ドドドンッ
爆破されるバブルバルーン。
しかしそれも計算の内だったのか、ソラは爆発を眼くらましにして『堅』で爆発のダメージをガードして一気にヒナタに走りよりヒナタの首元にクナイを当てる。
「そこまで!勝者神咲ソラ」
うぉぉぉおおお
場内の歓声。
「ソラお姉様、凄いです!」
「ヒナタもね」
「はい!」
第三試合
ガアラVSうちはサスケ
しかし、うちはサスケが現れない。
「負けちゃった」
「惜しかったですね、姉様」
「うん、やっぱりソラは強かったよぉ」
ヒナタが観客席の方へ来たようだ。
「ヒナタ、あれ?ソラも?」
ヒナタの後ろにはソラの姿もある。
「次の試合は棄権するし」
「え?どうしてですか」
ハナビがもったいないと問いかける
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