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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
ALO編 Running through to take her back in Alfheim
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勝手に名言解説 ALO編
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のが出来ることなんて、目の前で伸ばされている手を掴むことぐらいですよ。
異世界でいろんな人を救ったシャオンさんとは大違いです」
「…………もう少し、前向きに行こうぜ」
「前向きに?」
「ユキのやってることなんて、俺とそんなに変わってない。
俺だって、目の前の出来事しか分からないし、伸ばされている手だって目の前のものしか掴めない」
「それでも…………」
「お前は生身で立派に戦ってる。きっとこの世界でたくさんの人をその力で救ったんだろうな。
そんなお前が、『僕みたいなのが』とか言って自分の価値を下げる必要なんてない。お前は、立派に胸を張って『僕はすごい』って言えるよ」
「シャオンさん……」』
後ろ向きのユキにどうしても伝えたかったこと……それは、その手で救った人はたくさんいる、ということです。常に前向きに生きるシャオンにとって、ユキは放っておけなかったんでしょうね。
Story-cross1-14 最高速度
『「ユキ……今の彼はそんなことを思ってない」
クリスが話しかける。
『このメッセージを見て』
クロエがユキに見せたのは、インスタントメッセージと呼ばれるもの。
『Toユキ
もしかしたら、今、お前は焦ってるかもしれないな。何も出来ないことに。
でもさ、人に出来ることは限られてる。もちろん俺にも出来ないことはある。だから、お前は俺の出来ないことを出来る範囲でやってくれ。
焦る必要なんてない。自分の作りたい
物語
(
みらい
)
は……自分で作ろう。俺も手を貸すから』
「シャオンさん…………」
ユキは驚きと感謝が入り交じった感覚になった。
どこで打ったのかも分からないし、そんな時間はあったのかと言わんばかりの長文。
『俺が精一杯の攻撃で時間を稼ぐから、お前は自分に出来ることを考え、やってくれ』
「僕にそんなこと…………」』
シャオンよ……いつ長文うったんだ? と言わんばかりのメッセージ。焦る必要なんてない。ゆっくりでもいいから考えてくれ……それが、シャオンの考えです。
『「何故だ…………何故絶望しない! 言葉紡ぎは絶対だ!」
「…………過去しか見えてないやつに、明日なんて一生来ない。自分で絶望してるやつに希望なんて見えない。
後ろ向いて戻っても、そこに立ち止まっても!! 明日なんて来ないから!
俺は前向いて走り続ける! いつまでも!
思い描いた
明日
(
みらい
)
を作るために…………俺自身が希望となり続ける! 俺自身と、俺を必要としてくれる人たちのために!」』
シャオンは常に前向きな少年です。だから……絶望なんてしないんです。自分が絶望したら、俺を信じた人は誰を信じればいいんだ……そんなことを考えているか
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