暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
ALO編 Running through to take her back in Alfheim
Chapter-Final 物語の終着
Story16-2 SAO帰還パーティー
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
第3者side
次の日の昼、和人と明日奈、直葉、悠海は、【本日貸切】と書かれた木札がかけられた黒いドアの前に着いた。
「そういえば、スグや悠海はエギルに会うの初めてだっけ」
「あー、うん。向こうでは何回か狩りしてるけどね」
「ホント、大きい人だよね〜」
「言っとくけど本物もあのまんまだかんな。心の準備しとけよ」
直葉は感心するように答えると和人はニヤリと笑って、和人が言った。それに眼を丸くする直葉の向こうで明日奈がクスクスと笑っている。
「わたしも初めて会ったときはびっくりしたよー」
「正直俺もビビッた」
少々おびえたような表情を浮かべている直葉の肩を、和人はポンポン叩いて安心させ、笑いながらドアを押すと…………そこには広いともいえない店内にぎっしりと集まっている人が。
カランと鐘がなると同時にわぁっと歓声やら拍手やら口笛やらが鳴り響く。さらにはスピーカーから大音量でアルゲードのBGMが流れているのでさらに盛り上がりに拍車をかけた。
「おいおい、俺たち遅刻はしてないぞ」
あっけに取られている和人とは違い、明日奈と直葉、悠海はもともと決めてあったかのような定位置に移動していた。それと入れ替わるようにリズ…………篠崎里香が進み出てきた。
「作戦成功ねっ。主役どもは最後に登場するもんですからね。アンタたちには遅い時間を言ってあったのよ。さ、入った入った!!」
たちまち和人は店内の奥へと引っ張り込まれて小さなステージに押し上げられる。
「あとは……フローラとシャオンね。あの二人は何をやってるんだか」
「さぁな」
と話していると、カランと音を立てて扉が開く。
「遅れてごめん……」
「フローラ……アンタ何やって…………って…………」
「えっと……道に迷っちゃって…………」
「ほーう……シャオンとイチャついてたんじゃないの?」
「ち、違うよ! 聖音くんは朝から見てないよ」
「嘘丸見えよ? こんなにおめかししちゃってねー……シャオンの気を引こうとでもしてるわけー?」
「違うって! 本当に聖音くんは朝から見てない!」
「ふーむ……じゃあどこほっつき歩いてるのか」
そこで、ウェイターが一つ皿を運んできた。
「お客様、こちらに置かせていただきます」
「あ、どーもどーも」
「あれ……? エギルさんウェイター雇ったんですか?」
エギルがニヤリと笑った。
「ウェイターなんて雇ってないぞ。シャオン……ウェイターのフリはもうやめろ」
「あっれー……もう終わりかよ。つまんねーの」
「聖音くん!?」
「よっ。よく似合ってるじゃん、その服」
「そ、そう…………?」
「
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ