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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
ALO編 Running through to take her back in Alfheim
Chapter-Final 物語の終着
Story16-2 SAO帰還パーティー
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あーこら、そこイチャつかない。そしてシャオンはステージに登る」
「へいへい」
ミズキ……村橋瑞希に言われて聖音はステージに登り、そこでリズが再びマイクを手に取った。
「えー、それでは皆さんご唱和ください! せーの!!」
『キリト、シャオン、SAOクリアおめでとーーー!!』
叫ぶと同時にフラッシュとクラッカーが一気に来すぎてポカンとする。だが、雰囲気のせいで聖音たちも笑いへと変わっていく。
「お前への賞賛じゃないの」
「ヒースクリフ倒したのはお前だろ」
「そっか。なら……」
「あぁ」
「「ありがとな、相棒!!」」
その声と共にハイタッチをした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
聖音side
まさかあの後にスピーチがあるとは思わず和人はテンパっていたが、俺のお祭り好きが発動して「よっしゃ、盛り上がってこーぜ!!」と一言叫ぶと予想通りカオスに突入。
そして数時間後、カウンターに座っていた俺のうしろに人影が。
「やつれたな、和人」
俺よりいじりやすいのか、男性から手荒い歓迎を受けていて疲れきった表情をした和人はよろよろとカウンターまで来ていた。
「何でお前はそんな疲れてないんだよ」
「こーいうのには慣れてるからね」
俺は野球の試合でこういうのは慣れっこだ。
「マスター、バーボン。ロックで」
「何言ってるんだお前は」
俺の隣に座った和人のオーダーに店主のエギルはロックアイスに琥珀の液体を注いだグラスを滑らせてくるが、バーボンなどという酒ではなく未成年も飲めるウーロン茶でした。
クラインは便乗して本物を頼んでいたけどな。
「ってかクラインこの後仕事は?」
「へっ、残業なんて飲まずにやってられるかってんだ…………それにしても、いいねぇー」
「桜華に手ェ出したらぶっ飛ばすからな」
鼻の下を伸ばしながらいうクラインが見ている先には明日奈、桜華、珪子、里香、瑞希、ユリエールさん、サーシャさん、直葉、悠海ら女性プレイヤー陣が勢ぞろいしている集まりが。確かに目の保養にはなる。
ここを見れないユイやレイのために録画はしているが、この男には渡してはいけない。
そこでキリトとは反対のスツールに男が座った。こちらもクラインと同じスーツ姿だがビシッとしておりまともなビジネスマンという印象を持てる。その人物は元アインクラッド解放軍最高責任者、シンカーだ。
「ユリエールさんとの、結婚おめでとうございます」
「俺からも。おめでとうございます」
俺は水の入ったグラスを掲げてカチンとあわせ、俺の奥にいるキリトも身を少々乗り出してシンカーさんのグラスをカチンと
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