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ソードアート・オンライン〜雷皇の狩人と双棍の闘士〜
A:未来からの召喚者
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表在りすぎの人は言う。
「だが、勝算は在るのかい?」
「在るだろ?此処に」
ん?と、全員が回りを見回します。
ビーター三人、未来人一人、神二人。
「……もしかして」
「神も使うぜ?使えるものは何でも使う」
「……やはりか」
闇神様は言うと、肩を掴み。
「サイドロックボム!」
「グヘアッ!」
雷鳴の勇者さんの脳天を地面に叩き付けました。……恐ろしいです。
「……あのなぁ」
あ、何事もなく喋り始めました。……タフですね。
「いきなり攻撃するな。アイツに勝算は在る要素はあとひとつある。
「それは?」
「……ホロウエリアのデータだ。彼処には何故か、俺達旧SAOプレイヤーの武装品が強化された物を、データが装備している。もし倒せれば、かなりの戦力アップが出来る……かもしれない」
「よーし、身体を引きちぎるぞー」
最早無表情となった闇神様が胴体を引きちぎろうと刀に手を着けました!止めなきゃ!
『お姉ちゃん!』
『……多分、大丈夫だと思うのだけれど……』
お姉ちゃんは言うと、留め具に止められていた武器を素早く両腕に固定すると、闇神様の前に行き、刀を止める。
「ワォ」
裏表在りすぎの人が言うと、闇神様は言う。
「……おい、ゼロ。ステータスいじるのを止めたらどうだ?未来人が守ってくれたぜ?」
『え?』
私はポカーンとすると、頭を引き抜いた雷鳴の勇者さんは言います。
「おー、助かったよ。ありがとうな」
そして、何事も無いような動作で立ち上がると、画面を見て言う。
「ん、セレナにソラ、か。いい名前じゃん。よろしくな」
「え、何で私達の……!」
「GMだもん、俺」
雷鳴の勇者さんの言葉にアホらしく思ったのか、お姉ちゃんは交代を要求。承諾して交代すると、雷鳴の勇者さんに言います。
「……あの、迷惑なら此処から出ていきます」
「迷惑?寧ろ歓迎だよ。丁度日常に飽き飽きしてたからな」
「……あほくさ」
「まぁまぁダーク」
闇神様が裏表在りすぎの人にいさめられる。シュールです……!
「ま、うちの庭を荒らしたしね。……ちゃんと利子付きで死んでもらわんと困るわけ。だから、ソラ。お前らの事は守ってやっから心配すんな!」
「出たぜ、魔法使い……」
「……そういう俺らも仮面某だけどな」
黒いコートと白いコートの人が言うと、うっせ、と雷鳴の勇者さんは言います。
「そんじゃ、これからよろしくな。名前はちゃんとコレから覚えていけば良いからさ」
「はい!」
これでまた一つ、絆が掴めた、と私は思った。と、同時にゴア・マガラによって絶ち斬られはしないかと心配になるのだった。
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