第百四十七話 ホーリーストーンを巡って
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ゴールドブイドラモン[どりゃあああ!!]
ゴールドブイドラモンの拳がホーリーストーンのリングを粉砕した。
ベルグモン[ゾーンデリーター!!]
闇がホーリーストーンを包み込み、闇が消えた時にはホーリーストーンは異空間に飛ばされた。
すずか「ホーリーストーンの封印完了しました。」
パソコンでホーリーストーンの封印を確認したすずかは大輔に報告する。
大輔「分かった」
クロアグモン[むっ?]
ギンガ「どうしたのクロアグモン?」
クロアグモン[小さなパワーが近づいている。しかも複数だ。]
フェイト「もしかしなくても彼らだね。」
アリサ「また来たのあいつら?」
スバル「懲りない人達だね」
選ばれし子供達のメンバーで一番幼いスバルにまで言われてしまうとは少々哀れである。
大輔達は絡まれる前にスタコラサッサと逃亡した。
岩陰に隠れていたアルケニモンとマミーモンもスタコラサッサとバギーで逃亡した。
アルケニモン「3つ目のホーリーストーンも消えちまったよ」
マミーモン「あいつら何のためにホーリーストーンを消してんのかな?あいつら選ばれし子供なんだろ?」
アルケニモン「知らないよ。しばらくは様子を見た方がいいね。何考えてんだか分からない連中程、厄介なのはないしね」
マミーモン「そうだな」
バギーを吹かして、一気に駆け抜けるアルケニモンとマミーモン。
ヒカリ「ホーリーストーンが……」
タケル「間に合わなかったか……」
リングの破片を見つめ、タケルが唇を噛み締めた。
この様子から、大輔達かアルケニモン達がいたのはつい先刻なのだろう。
せめてもう少し早く行っていればという思いと、これだけ速く移動出来、尚且つ頑丈に守られている筈のホーリーストーンをいともあっさりと壊してしまう相手の強さへの絶望感が綯い交ぜになって、言いようの無い焦燥感が子供達の胸を焼く。
京「どうしよう……このままじゃ、ホーリーストーンが全部大輔達かアルケニモン達に壊されちゃう」
タケル「そうはさせない!!」
いつになく強い調子のタケルの言葉に、子供達は驚いて彼の方を振り向いた。
タケルは怒りに拳を震わせ、こう叫ぶ。
タケル「あんな奴らに負けてたまるか!!世界を破滅させようとする奴らに…何とか先回りして、ホーリーストーンを守ろう。他のデジモン達にも協力してもらって」
現実世界に戻るとタケルは目を
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ