日常編
妖精の尻尾へ
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
ザサァァ
「ああ・・・船って潮風が気持ちいいんだな」
「よかったねぇナツ〜」
今俺たちは妖精の尻尾に向かうため船の上に乗っている
り物っていいもんだなー!オイー!!」
ナツさんが船の上を駆け回る。確かに船って潮風がいいですよね。俺も好きです
「あ」
ウェンディがそんなナツさんを見て
「そろそろトロイアが切れますよ」
「おぷぅ」
そう言うとナツさんはまるで図ったかのように真っ青になって倒れる。まぁ船って縦揺れと横揺れが両方起こるらしいから酔いやすいって言えば酔いやすいらしいね。・・・俺誰に言ってるんだ?
「も・・・もう一回かけ・・・て・・・おぷ・・・」
「連続すると効果が薄れちゃうんですよ」
「放っとけよそんな奴」
「あははははっ」
いつものことなのかグレイさんたちはナツさんを少し笑った感じで見ている。ナツさん苦労してるんですね・・・
「本当にシャルルたちも妖精の尻尾に来るんだね」
「私はウェンディとシリルが行くって言うからついていくだけよ」
「ハッピーよろしくね〜!」
「あい!」
セシリーたちも盛り上がっているようだ。ハッピーとセシリーは友達みたいな感じになってるみたいだな。まぁセシリーのオトボケキャラならみんな仲良くなっちゃうんだけどね。
「楽しみです!!妖精の尻尾!!」
「俺も楽しみです!どんなとこなのか」
ウェンディと俺は新しく入るギルドに胸を踊らせていた。ちなみに他のギルドの皆さんとは・・・
――――――
「また素敵な香りを!!エルザさん。ルーシィさん」
「今度こっちに遊びに来てね」
「その時は最高の夜をプレゼントするよ」
一夜さん、イヴさん、ヒビキさんは最後までホストのように振る舞い
「マスターマカロフによろしくな」
「グレイ。脱ぎ癖直せよ」
「お前に言われたくねぇよ!!」
ジュラさんは同じ聖十である妖精の尻尾のマスター、マカロフ・ドレアーさんへと挨拶を頼みリオンさんは半裸でグレイさんに注意して突っ込まれる
というかグレイさんもリオンさんもどんな修業したらいつでも服脱げるようになるんだ?とても気になる・・・
そして俺たちが一番驚いたのは
「と・・・とっとと帰りなさいな」
「さ・・・さみしくなんかねぇからな」
「シェリー!!」
「レン!!」
「できてぇる」
顔を赤らめながらなんだかいい雰囲気のシェリーさんとレンさん。まさか今回の任務で新たな恋が始まるとは・・・予想してなかったです
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ