日常編
妖精の尻尾へ
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――――――妖精の尻尾にて
「・・・と言うわけで、シリルとウェンディ。ならびにシャルルとセシリーを妖精の尻尾へ招待した」
「「よろしくお願いします」」
「よろしくね〜」
(プイ)
俺とウェンディはお辞儀をしてセシリーは手を振りシャルルは腕を組んだままそっぽを向いている
「かわいーっ!!」
「ハッピーのメスが2匹いるぞ!!」
「お嬢ちゃんたち年いくつ?」
妖精の尻尾の皆さんが盛り上がる・・・けど今俺お嬢ちゃん“たち”って言われたよな?まさか女の子と勘違いされてるのか?
「二人ともかわいいね!これからよろしく!!」
水色の髪のカチューシャをした女の人がそう言う。これは・・・
「えっと・・・すみません。俺は男「ルーちゃんおかえり〜」って人の話を聞いてくれ〜!」
「きゃっ!レビィちゃん!!」
「ルーちゃーーん!!」
レビィさんはルーシィさんに飛びつくように抱きつく。なんか俺の話を遮られるの久しぶりだなぁ・・・
「グレイ様・・・ジュビア・・・心配で心配で目から大雨が・・・」
「グレイ止めろ!!」
「おぼれる!!」
「なんで俺が・・!!」
すると突然ギルド内が水浸しになっている。というか涙ってレベルじゃないんですけど!!
「初めまして。ミラジェーンよ」
「わぁ!見てシリル!!本物のミラジェーンさんだよ!」
俺とウェンディの前に銀髪のロングヘアの女の人がやって来る。そういえば週刊ソーサラで見たことあるな。
「シャルルとセシリーはたぶんハッピーと同じだろうけどシリルとウェンディはどんな魔法を使うの?」
「ちょっと!!オスネコと同じ扱い!?」
「シャルル〜。たぶんその通りだから怒っちゃダメだよ〜」
ミラジェーンさんにハッピーと同じ扱いをされてシャルルは怒っちゃったか。そんなにハッピーのこと嫌いなのかな?
「俺は水魔法を使います」
「私は天空魔法を使います」
するとウェンディが俺にアイコンタクトしてくる。なるほど、合わせて言えってことか
「「俺(私)たち、滅竜魔導士です」」
二人の言葉がぴったりと重なる。ずっと一緒にいたからこういうこともできたりするんだよな。
俺たちがそう言うと妖精の尻尾の皆さんの表情が驚いているように変わる。
「信じてもらえなかったのかな?」コソッ
ウェンディが俺に心配そうに呟く。なので俺もコソッと答える
「無理ないよ。珍しい魔法だからね」コソッ
「「「「「「「「「「「うおっ!!スゲェ!!」」」」」」」」」」」
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