暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
新しき力を
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
チブックとかあるのなら見せて貰いたいのだが」

「んじゃあ頼む。スケッチブックはそこにあるから、見終わったら手を貸してくれ」

「ふむ。では拝見させてもらおう」

ヨシナ達はトウイとシノのスケッチブックを見ている間、玄関が開く音が聞こえ、トウイが戻ってきた。

「あれ?コムカイ君達がいる。どうしたの? 」

「差し入れついでに手伝いに来たんだよハルカゼ」

「そうなんだ、ありがとうね。あっ。見終わったら基本的にヒロヤ君のガンプラの方を手伝ってね。初心者だから、結構時間かかるし」

「わかってるって。コイツが全然ダメなのは承知で来ているんだからよ」

「お前達殺されたいのか? 」

さっきよりも多少騒がしくなったものを、作業ペースが一段と早くなった。
なおコムカイとヨシナは俺の手伝い。アマミヤはシノの手伝いをしている。

「てかトウイは一人で大丈夫なのか? 」

「大丈夫大丈夫。そんなことよりも、ちゃんと二人の指示を聞いてね」

「わかってるって」





ーーー−−





「では私達はこれで帰らせてもらう。また明日手伝いに来る」

「じゃあ頑張ってくださいね」

「また飯食いに来るからよ」

「手伝いに来いバーロー」

時間が午後六時になるとヨシナ達は帰り、後は昨日みたいに引き続き作業をするだけだ。

「にしてもヨシナ達のおかげでかなり進んだな。この調子なら…」

「全然終わってないわよヒロヤ…現実逃避は止めた方がいいわよ」

「……言うな」

「四分の一は終わったけど、まだまだだからねヒロヤ君」

再び作業に没頭しながら注意され、現実逃避をやめにした。

「……全然終わる気配がしない…」

「言ったら終わりよヒロヤ…」

「まだ二日目だよ…」

「わかってる………わかってるから言わないでくれ! 」

作業を続行し、そのまま昨日より少し長く、三時半まで徹夜をした。





ーーー−−





ガンプラ製作三日目。俺は今日もガンプラを製作している。

ガンプラ製作四日目。今日も俺はガンプラと向き合って製作を続行している。

ガンプラ製作五日…

「ヒロヤ君!もういいよ!君の辛さはよーくわかった!だからいい加減現実に帰ってきて! 」

「はっ!?俺はいったい……」

「ここ二日間、ずっと意識がないみたいに作業していたわよ」

「大丈夫かサオトメ君? 」

「サオトメ君。大丈夫ですか? 」

「お前ある意味すげぇな…」

俺どんだけヤバい状態だったんだよ。そういえば心なしか記憶が曖昧なような気がする…。

「ヒロヤ君……もういい。もういいんだよ。君はちょっと気
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ