入学編
第6話 牙を向けし狂気の鷹 激突?? 達也達VSホーク・アイ
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達也と佐波慈のデュエルから2,3ヶ月後の6月中旬。留三らは、車に乗って一高に向かっている。その後ろには、鉤爪師団のメンバーが乗るトラックが10台近くいる。
車の中では…、
琢磨『いよいよだな。』
千鶴『しかし、大丈夫でしょうか?』
天智『心配ない。第一、連中がこちらを相手に勝てるはずがあるまい。』
麗羅『ましては、留三が出る以上、1高の連中に勝ち目はないも同然。』
留三『ふっ……。』
ホーク・アイの日本幹部達が話している。どうやら一高に乗り込むようだ。留三のほうは、不敵な笑みを浮かべている。そんな彼等を余所に、一団は一高目指して進む。
一方、一高では、ホーク・アイが一高に迫っているとも知らず、体育館で学年集会が行われている。
真由美『皆さんご存知通りでしょうが、夏に九校戦が行われます。その説明を致します。』
内容は、九校戦についての説明であった。
その頃、一高の校門前では、ホーク・アイと鉤爪師団一行が到着。さらに校内でも、ホーク・アイに属する生徒達が動き出していた。異変に気付いた警備員が、職員に伝えようとした矢先…、
≪ド〜ン??≫
鉤爪師団の1人がバズーカ砲で校門を破壊。それに乗じ、鉤爪師団が校内になだれ込んだ。およそ1千名の規模である。
体育館に居た生徒達は物音に気づき、騒然としている。
真由美『落ち着いて下さい!今、原因を調べています??』
真由美が生徒達を落ち着かせようとしたその時、
≪バーン??≫
体育館の扉が開くと、鉤爪師団のメンバー数十名が突入、しかもその手には小銃が握られていた。あまりの出来事に、生徒達は驚きを隠せないでいた。
そんな中、深雪が鉤爪師団の前に立ちはだかった。
『何のようだ??』
鉤爪師団の1人が深雪に聞くと、突如、深雪が鉤爪師団のメンバー5,6人に目掛けて回し蹴りを食らわした。
『『『ぐわ〜〜!!!!!!』』』
深雪の回し蹴りを食らった鉤爪師団のメンバーは、吹っ飛ばされて地面に倒れ込んだ。
『『『……。(汗)』』』
あまりの光景に他の鉤爪師団メンバーは、冷や汗をかきながら後ずさり始めた。
そんな時…、
佐波慈『みっともないぞお前ら!それでも鉤爪師団の一員か??』
留三の部下、佐波慈が姿を現し、鉤爪師団メンバーに怒鳴り付けた。
『しかし……。』
佐波慈『言い訳なんか聞きたくない!どけっ、邪魔だ??』
鉤爪師団メンバーの言い訳を差し置いて、佐波慈は前に出た。
佐波慈『達也!出て来い??』
達也『何の用だ?』
達也は前に出る。
佐波慈『デュエルだ??』
そう言って佐波慈は、デュエルディスクを構えた。
達也『何の風の吹き回しだ?この前デュエルしたばかりだろ?』
佐波慈『あの時は小手調べだったんでね。
だが今度は違う
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