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Angel Beats! the after story
妹は世界の宝
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えて誘うんだぞ」
「は〜い。じゃ!水着を買いにしゅっぱ〜つ!」
ここら辺で一番大きなショッピングモールに行くべく、現在地からトテトテと歩くこと五分。
「おお〜!やっぱり都会だね!」
ぐるっと一周回れる円形のドーム型の吹き抜け構造で三階まであり開放的な空間が広がっている。洋服にスポーツ用品、スイーツに雑貨、ファストフードと何でも揃っているため、訪れている客は多かった。
その光景に初音は目を輝せ、上下左右に何度も何度も視線を行き来し興奮していた。
そういえば、一度も出掛けてなかったっけな。これも良い思い出になれば嬉しい限りだな。
「確か水着系の店は二階だからこっちだ」
腕を組みながらエスカレーターで二階に上がると、それらしき店が左側にあった。
「ほら、あそこにあるぞ……って初音?」
先程まで隣にいたはずの妹が突然消えてしまった。神隠し!?そんなオカルトありえません!ってことで辺りを見渡すと、水着の店にすでに着いており、マネキンが着ている水着を見ていた。
まだまだ子供だな、と幼さを感じさせる初音の元に向かう。
「黙って消えたら心配するだろ」
「ごめんなさい。つい興奮して気づいたらこうなってました」
犯行動機みたいな謝罪だったが、それほど楽しみだったんだな。
「ほれ、試着も自由みたいだし、お兄ちゃんは店前のベンチにいるから、気に入ったの見つけたら教えてくれ。今回は特別にプレゼントしてあげるから」
「え!?いいの?」
「いいともいいとも。正月に帰れなかったお詫びだ」
「ん〜〜!!!ありがとぉ〜お兄ちゃん!大好き!」
最高のお礼とハグ。このためなら、たかが数千円安いもんだ。
店前で兄妹が熱い抱擁を交わしてるため周囲からは好奇の目で見られ始めてる。嬉し恥ずかしいとは正にこのことだろう。
「あ、あのね。初音、お兄ちゃんにも水着選んで欲しいの。ダメ……かな?」
「ダメじゃないダメじゃない。むしろOK!ウェルカム!」
「やった!早速見てね」
ハイテンションで了承したのはいいが、たとえ妹と一緒にいても場のアウェイ感が凄まじい。
俺の気持ちを知らずに何着も手にして試着室へと入っていった。
試着室の前で立つこと数分。
「じゃじゃ〜ん!どう?」
現れた水着はワンピースタイプのの青の水着だった。何故か小物で麦わら帽子着用。
「
ひとつなぎの大秘宝
(
ワンピース
)
みたいに心がときめくよ」
「ほうほう。では次はこれ!」
二着目は黒のビキニと誘惑的で下に巻かれた長めの白いパレオが透けているため、黒のレースの三角ビキニがますますエロく見える。
「これは大変素晴らしいが!こんな姿
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