日常【5】大学編
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堂にいる人達が此方を見ている。
「ミサト…」
「…」席に座り直す。
「あ、あの」
「ごめん、私もちょっちあの調査に関係してて…」確かただ一人の生き残りだっけ。
「私もすみません」
『・・・(沈黙)』
「…貴女のお父さん、どんな人だった?」葛城さんが目を瞑りながら聞いてくる。
「…あまり覚えてません。でも苦手だったと思います。家にもろくに帰ってこなかったし…お母さんは、『ああゆう人だから仕方ない』て言ってましたけど」前世でもそうだった。
「そう」葛城さんは、目を瞑むったままだった。自分の親と比べているのだろうか。
ふと、時計を見るともう1時半だった。
赤木さんも私につられて時計を見る。
「ミサト、次の授業始まるわ」
「…そうね、じゃあまたねっ伊吹さん♪」さっきのシリアスな感じを吹き飛ばして明るい笑顔だ。
「はい、葛城さん、赤木さん」
「あっ待ってよリツコ〜」
「第1接触は、成功かな?」赤木さんが途中からやけに考え込んでいたのが少し気になるが、
「ま、大丈夫でしょ」自分でも自分が気楽だなーと思います。
[ガッタンゴットン]
「ZZZ…」
ー自宅
[ガッ]
「あっ今日は二人共遅いんだった」鞄の中から鍵を取り出す。
[ガチャリ]
「ただいまー」
「おかえりー」
「え?」サラの声だ。
リビングに入るとサラがテーブルに座りながら何かしている。
「あれ?サラ今日帰るの遅くなるんじゃなかったの?」
「いい物を拾ってね」
テーブルの上には、バラバラに分解された。ノートパソコンが。
「それがいい物?そんな端末ならどこにでもころがってるじゃない」
ようやく復興の兆しが見え始めた今、山のゴミ広場には、大量の機械が放置されている。
「ただの端末じゃないのよ。…ウフフ」不気味な笑い声を放つサラ、気味が悪い…。
「そ、そう…あと今日赤木さんと葛城さんに会ったから」報告だけはしておこう。
「うまくいった?」作業を止めてこちらを振り替える。
「怪しまれては、いないと思う」
「そう…でも油断は禁物よ」
「わかってる。てか、サラの方がマズイでしょ、A.T.フィールドなんか使って」
「うっ」
「今はまだMAGIも完成してないから大丈夫だとは、思うけど」もし本部に知られた、らごめんなさいでは済まない。
「以後気を付けるわ…」
「ただいまーってマヤ帰ってたんだ…ってサラ!何で学校に戻ってこなかったの!」
「え?お宝を拾ったから」
「さっきから【お宝】の意味がわからないんだけど…」
「調べたんだけどこれは、戦自の端末なのよ。しかもデータもきれいに残っているの」
「それって危ないんじゃ」データ残したまま破棄した戦自も情報取られること考えてなかったのか?
「問題ないわ!(キリッ」
「大有
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