日常【5】大学編
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0分家に帰ったら1時を回るだろう。
「食堂で食べてから帰ろうかな」ついでに図書室にも行ってみよう。
えっ友達?いるわけ無いじゃないですか。…どうせ私は、ぼっちですよ!
ー図書室
「改めて見ると色々な本があるのね」前世では、NERVに最短コースで入ったため必要意外の書籍には、目を通した事もなかった。
「図鑑に辞典、論文、実験データ、小説、?『アルプスの少年カイジ』…絵本!?」何でこんなものが…
よく見ると他にも結構な量の絵本が(汗…。おっと目的を忘れるところだった。
「セカンド・インパクトの真相、赤い海、南極の爆発、隕石について…」
宛にならなさそうだけど一応借りよう。あと、
「生命の進化、ヒトとヒト、ぐらいかな」
この6冊を持ってカウンターに行く。カウンターのおじさんも私の顔を見て驚いている。
仕方ないよね(外見は)16だし。
図書室で借りた本を持って食堂に行く。丁度お昼時なので結構な人だ。
軽いものを物を注文して空いている席に座る。
本が汚れないように注意してページをめくっていき、必要だと思うところをメモしていく。
「やっぱりうまくいかないか…」セカンド・インパクトの原因は、今読んでいる書籍だけでは分からない。
しかし、赤い海の正体はなんとなく掴めた。
「人間の血にかなり近い」きっとLCLと同じだろう。
「でも何で?」世界中の海が人の血で染まってしまったのだろうか?なら詳しく発表できないのもわかる。身近にある海が全部人の血で染まったものだと聞いたらパニックになるだろう。
「隣いいかしら?」
「あっハイ…って」赤木さん!?
「昨日ぶりね」笑みが怖く感じる…。
「あ、えっとー」
「ああ、私は赤木よ」よろしく と付け足す。
「あっよろしくお願いします」緊張するな…。
(葛城さん早く来て〜)
「リツコー空いている席あった〜」人目も気にせず大声を出す葛城さん(女神)がきた。
「ええ、ここ空いてるわよ」あれ?いつの間にか私の前の席が空いている…。
「ふぅー疲れた…って貴女昨日の…」葛城さんの手にはビール。
「伊吹です」
「私は葛城よろしくねん♪」葛城さんは、変わらないな〜。
「よろしくお願いします」
「ところで貴女何を読んでいたの?」黙っていた赤木さんが口を開いた。
「セカンド・インパクトの事で少し…」葛城さんが顔をしかめた。
「?セカンド・インパクトの事は、中学校で習う筈だけど」
ここでボロを出したらおしまいだ。
「えーと、まだ納得できなくて」
「事実を受け止める事も大切よ」
「あっ納得できないんじゃなくて、信じてないんです」
「信じてないとは?」
「えっとー、父が少し南極の調査に関わっていまして…」
「ガタッ)!…」葛城さんが急に席を立ち上がる。その勢いで椅子も倒れた。食
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