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償い(逆行物)
日常【5】大学編
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たのに、この世界は海全体が赤色なのだ。サラもこの事には真剣に考え込んでいた。
『海は、、セカンド・インパクトの際南極に落下した大質量隕石から放出された未知のエネルギーによる化学変化によって赤く変色したようです』
未知のエネルギーってナニ?正式発表なのに未知って…。赤い海のことは、大学で調べるか。
「暇だし、少し早いけど朝食作りますか」
テレビは、最近復旧してきたとはいえニュースだけで、アニメやバラエティ番組はない。


「はよ〜(-_-z)」6時半にナゴミが起きてきた。
「おはよう。顔洗ってきたら?」頭が覚めてないのかぼーとしてる。
「んー、お風呂入る〜」何も持たずに洗面所に向かうナゴミ。はぁー着替え取ってこなくちゃ。
洗面所にナゴミの着替えとタオルを持っていく。次は…あっサラを起こさないと。
                               . . . . .
「サラ、起きてーもう7時前だよ」サラが自力で起きてくることは、ありえない。毎日私かナゴミが起こしに行く。
「ムニャムニャあと5時間だけ…」普通は5分でしょ…。
「今日も学校あるんだから早く!」
「ムクリ…私は、低血圧なのよ…」私だって(肉体的に)双子の姉なんだからサラと同じく低血圧。
「どうでもいいけど私もう学校行かないといけないから」
「姉さん、机の上に昨日言ってた物置いてあるわ」
サラの机を見ると、上に赤いキーホルダーが。
「何でキーホルダー?」
「ネックレスだと葛城さんとかぶるから。ピアスやブレスレットだと不良みたいでしょ?」
「あはは…ありがとう。でも、よく加工できたわね?」
「A.T.フィールドを使えば余裕よ」
「…(^-^#)」
「…大丈夫よ、一瞬だけだから…たぶん」
「p)°д°」


「私そろそろ行くわ」
「ってらっしゃい、ってサラは?」
「さぁ?まだ寝てるんじゃない」
「起こしに行ってくれたんじゃないのぉー?」
「起こしたわよ。でも起きないんだもん」本当は、私が沈めたんだけどっ(はぁと)

「行ってきまーす」

[ガッタンゴットン]
「」

[次は〜第2新東京大学前〜]
プシュ〜(扉の開いた音)
「ふぅー人が多すぎて酔いそう」
「このキーホルダーどうしよう?」ケータイはまだ持ってないし、かばんに着けるのもなー。
私は、あまりストラップとかキーホルダーはつけないので困る。
「後で考えますか」


「授業は、ここまでです。」
ガヤガヤ
「やっと終わったー」今授業が終わりました。と言っても今後の説明みたいなもの…とっても暇です。
「今更大学生やってもなー」
周りから『何言ってんだコイツ』的な視線が飛んでくる。そりゃそうか。

「微妙ーな時間…」只今12時3
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