1部分:第一章
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じさんに話すのだった。お化けの格好で。
「僕達も驚いてるし」
「だから驚いてよ」
「いやあ、本当に驚いたよ」
おじさんも笑って言う。驚いていることは驚いているがその驚きの内容はかなり違っていた。彼等の怖さに驚いているのではなくカボチャのその出来に驚いているのだ。
「いや、ここまでよくできたカボチャはないよ」
「そ、そうですか」
「カルロスだよな」
おじさんはしきりに褒められて戸惑っているカボチャ頭を見て言った。気のせいかカボチャ頭から直接汗をかいているようにも見えるがそれもよくできたものだと思えていたのだった。
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