【東方Project】編
076 向日葵畑の日影
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が初手を譲った通り真人だった。……幽香の強者>氛氓ヘたまた、種族≠ェ故の油断だったもしれない。……その油断≠ェ命取りになるのは幽香はその時は気付いていなかった。
16回の倍加>氛氓U万飛んで5536掛ける、真人の性能=c。……それだけの切れ味が有れば、どんな鈍であろうと、金剛石すらも豆腐の様に割断できる事を真人は知っている。……それで真人は“デルフリンガー”の切れ味≠ノ譲渡≠オて──瞬動術で一足で幽香の懐へと入り込み、そのまま左斬り上げ気味にデルフリンガーを振るう。
……幽香はその必断≠フ──確実に自分を殺せる℃a撃を見て脳裏に浮かぶのは、嗚呼、死ぬんだな…≠ニ、その様な締観に似た感覚で──そして何より風見 幽香≠ニ云う妖怪が生まれてからの幾年だった。……元より、人間の様に生≠ノ執着しているわけでも無かった幽香はその死≠享受して、そっと目を瞑った。
――「ちょっと待ってもらえるかしら」
闖入者の声に幽香の命を奪わんとしていた真人の凶撃がびたりっ≠ニ、幽香の目前一寸──3センチメートルほどの位置で止まっていた。
「その決闘、私に預からせてもらえないかしら?」
その闖入者──ぼったくりの導師が着るよ様な服に身を包んでいてウェーブの掛かった金髪な少女は、胡散臭気な笑みを浮かべ──または、胡散臭気な声でそう宣ったのだった。
SIDE END
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