12話
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いる唯一の医者『魔女』と呼ばれる人物の情報を入手し、ルフィがナミを背負いサンジとカイトが同行する事で決まり『Drくれは』の住む城を目指す事に決まった。
(俺が空を飛んでもいいんだけど、それをすると雪崩が起きてゾロがウソップと合流する事も出来ないから、このままの方がいいだろ)
そんな事を考えていると、ルフィの声が聞こえた。
「じゃあ、行くか!!カイト、サンジ!!!ナミが死ぬ前にな」
「そうだな、急ごう」
「縁起でもねぇ事言うんじゃねぇ!!!このクソ野郎共!!!オロスぞ!!!」
村にウソップとビビを残して、ルフィ達はナミを連れて医者のいる『ドラムロッキー』を目指す。
ドラムロッキーを目指し一直線にしばらく進んでいると・・・
目の前にウサギが数匹現れた。
歯を剥き出しにして、襲い掛かってくるウサギをヒョイっと避けながらドンドン進んでいくルフィ達一行。
(これが肉食のウサギ『ラパーン』か・・・デカいのが後から出てくるんだよな)
繰り返し襲い掛かってくるラパーンに、サンジが切れ
「さっきから、うっとおしいんだよ!!!」
その言葉とともにサンジの蹴りがラパーンに直撃して、前方に飛んでいった。
「何なんだろうな、あいつ」
「ラパーンって肉食のウサギだろう・・・あの大きさは子供だな」
「カイト、知ってんのか?」
「いや、村を出るときにドルトンが言ってただろ?ラパーンに気をつけろって」
「覚えてねぇよ」
「・・・まぁ、覚えてなくても問題ないだろ(大型が出てきたら、その時対処すればいいか)」
その後、子供ラパーンが襲ってくることはなくまた山を登り始めた。
そして・・・
「ん・・・?」
「んん・・・!?」
「・・・・・・・・・」
しばらく走っているとルフィ、サンジ、カイトの前に大型のラパーンが姿を現した・・・
大型ラパーンの肩の上には、先程サンジが蹴り飛ばした小型のラパーンが乗っている。
ルフィ達の姿を捉えたラパーンの内の1匹が・・・
「飛んだ!!!」
高く飛び上がると、鋭い爪をルフィ達めがけて振り下ろした。
咄嗟に振り下ろされた爪を避ける3人。
「嘘だろ・・・この動きは・・・これがドルトンの言ってたラパーンか・・・で、この数か!」
サンジが驚いて、そう呟く。
その呟きが合図のように、目の前のラパーン数十匹が一斉に飛びかかってきた。
ルフィは避け
カイトとサンジは攻撃してきたラパーンを撃退していく。
「くそっ・・・ルフィ森に入れ!!!俺とカイトが援護する」
「わかった」
森に入り襲ってくるラパーンを撃退していくと、徐々に数が減ってくる。
その数は更に減り、辺りにラパーンの姿は無くなっていた。
(
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