暁 〜小説投稿サイト〜
ワンピースの世界に
12話
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に入ったか・・・俺も用意をして外に向かうか)

ナミにジャケットを着せて防寒をしたあと、横抱きに抱えて部屋を出る。

部屋を出たところで、ナミがうっすらと目を開けた。


「ん・・・ぅん・・・」
「悪い、起こしたか」
「だ、大丈夫・・・」
「島に着いたみたいだ、もう少しで治るからな」
「うん・・・ごめんね・・・迷惑かけて・・・」
「誰も迷惑だなんて思ってないさ、今は少しでも寝てたほうがいい」
「ん・・・わかった」


そう言うと目を閉じると、すぐに寝てしまった。

(急がないとな)

ナミが寝たのを確認したあと、甲板に向かって歩いていく。




カイトが甲板に近づいた時、ルフィの声が聞こえてきた。


「医者を呼んでください!!!仲間を助けてください!!!」


額を甲板につけて、島の住人に頼むルフィとビビ。
その光景に誰も言葉を発する者はなく、辺りはシンッと静まり返る。

(海賊船の船長と一国の王女が仲間の為に土下座する光景なんか、滅多に見れないだろうな)

ルフィの行動を見て静まり返った村人の中から、一人の人物が出てきてルフィに声をかける。


「わかった、村に案内しよう。・・・付いてきたまえ」
「ほんとか、ありがとう」


礼を言って、もう一度頭を下げた。


「ビビの言った通りだった、お前スゲェな」
「ね、言った通りでしょ?戦いだけじゃ駄目って」
「うん、わかった」


そう言って立ち上がるルフィとビビ。


「よし、上陸だ!!!ナミをつれ「もう連れてきてる」・・・カイトいたのか」
「ああ、ナミも一緒だ。早速医者に会いに行こう」
「そうだな、行こう」


ゾロとカルーを船に残し、ルフィたちは島に上陸していく。
途中でサンジがナミを抱いているカイトにキレていたが、ビビの冷たい視線を浴びてうなだれたいた。


(ビビって覇王色持ってたりして・・・ないか・・・ないよな・・・たぶん)


上陸すると、ドルトンが近づいてきた。

「前に一度君とは、会ったことがあるな」
「ああ、覚えてたのか?」
「覚えはいい方でね・・・それに・・・」


ドルトンは視線をビビに向けていた。


「えっ!?」
「君はもしかして、アラバ「ドルトン」・・・」
「悪いが、色々訳ありでな・・・黙っててくれたら、助かる」
「・・・・・・わかった。詮索はしないでおこう。・・・では、村に向かおうか」
「ああ、すまない」
「ありがとうございます」


ドルトンの言葉に礼を伝え、村に向かう。





少し離れた場所にある村『雪の降る村・ビックホーン』に到着したルフィ達。
ドルトンの家に案内されたルフィ達は、この国に
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