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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【東方Project】編
075 紅翼天翔 その3
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はそのシンの拒絶≠ノ、得体も知れぬ恐さ≠堪えながら──ただ頷く他無かった。

SIDE END

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SIDE 升田 真人

妹紅を有耶無耶に丸め込んだ日から3ヶ月ほど経過したある日。

「さて、妹紅はこれからどうする?」

「……私、輝夜に会いに行ってみる。輝夜を見定めてみる。……それで私の意に沿わなかったら、その時は──一寸(ちょっと)殺し合いでもしてくるよ」

妹紅には簡単な合気と剣術、炎の法術を仕込んだ。つい数日前に全工程が仕込み終わった。……つまりは、教える事が無くなったわけだ。……それでこれから≠フ問答である。……妹紅は輝夜への──妹紅が抱いている確執を払拭したいらしい。

……だがしかし、不死者同士≠フ殺し合い≠ニは如何なものか。……そう思ったのは俺だけでは無い。現にシホは呆気に取られた表情をしている。

「シホは?」

「私は──もう少し、世直しでもしながら旅に出ようかな。……シンに勝てなかったし…」

「……大丈夫。私も勝てなかったから」

落ち込むシホ──それを慰める妹紅。この数ヶ月で、最早見慣れた光景だった。……俺もシホと同じで人に仇為す@d怪を倒しながら世直し旅をする事を伝えたら、シホも追随する事に。

……こうして、再会を誓いつつも妹紅とは別れる事になった。

SIDE END
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