第四十七話 院長の話その六
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もらって」
「いいよ、遠慮は無用だよ」
温かく応える院長だった。
「さっきも言ったけれどね」
「それでは」
「じゃあ晩飯まで外に出るか」
薊は食事と泊まる場所のことも決まったうえで一同にこう言った。
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