第二十話
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数が一体減ったぞ?
俺は円で感じ取っているナルトの数が俺から遠いところで消えた事を不審に感じ、更に円を広げる。
気のせいか?
「木の葉旋風!」
残った最後の一体に俺は回し蹴りを放つ。
ポワンッ
「む?」
影分身か!本体は何処に?
ボコッ
俺の真下の土が行き成り盛り上がり、ナルトの一撃が俺に襲い掛かる。
俺はギリギリで円の感知に引っかかったことでその場を離脱、その一撃を何とかかわすことが出来た。
「ちぇ、これでもダメか」
危うく一発貰うところだった。
円の形状を半円にしていた為、地下の警戒をおこたってしまっていたのが原因で、ナルトが地面から出るまでその存在を感知することが出来なかったのだ。
「こうなったら本気で行くってばよ!」
ちょ!今までのは本気じゃなかったの?
結構地味に影分身の攻撃は厄介なんだけど…
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ナルトの体から膨大なチャクラが放出される。
うわぁ…
なるほど、主人公補正か!
ピンチになれば強くなる。
この禍々しいチャクラはえっと確かナルトに封印されている九尾の…
尻尾!尻尾出てますよ!?
…これはヤバイ。
「はぁ!」
行き成り大量のチャクラを纏い、跳ね上がった身体能力で地を掛け、俺にクナイを投擲してくるナルト。
マズッ!
俺は『円』を解き、『堅』をし写輪眼を発動、迫り来るクナイにクナイを投げつけて弾き飛ばす。
寄って来たナルトと何合か打ちあう。
何発かいいダメージをナルトに与え、ナルトは吹っ飛んでいく。
しかし、すぐさま立ち直りこちらに迫ってくるナルト。
俺が投げたクナイをクナイで弾き飛ばし更に俺に迫り来るナルト。
俺は素早く印を組み。
『火遁豪火球の術』
口から大きな炎の球形状の塊を吐き出す。
しかし、その異常なまでの身体能力でナルトは直前で地面を蹴り、方向を強引に変え、直撃を免れる。
更に、術の余韻で硬直している俺に向って拳をたたき付けた。
俺は咄嗟に『流』を使い、拳によるダメージを軽減させる。
うわ、流でガードしたのにいいダメージを貰ったぜ。
ドゴンッ
壁に激突する俺。
今の一撃、相当のチャクラを込めていたようだ。
うん、そこらの下忍なら今の一撃でペチャンコなんじゃないか?
流で背面にオーラを集めたのでダメージそのものはたいした事は無い。
無いのだが…ここら辺が落としどころだろう。
「痛ぁぁぁ!お前ってばどんだけ固いんだってばよー!?」
攻撃した拳を摩りつつ俺に対して文句を言っているナルト。
このまま気を失って置くかな…
試験
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