第二十話
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いです!軽く小突いただけで軽々と岩を砕きました!…ちょっと今までしてきた事が無駄だったように感じてしまいましたが…」
そんな感じでリーさんは念の修行に励んでいる。
そんなこんなであっと言う間に一月経ち、本戦が開始される。
会場であるドーム中央に俺達は並び、正面上の観覧席に火影をはじめ、風影や大名の姿がみえる。
そして観客席を埋め尽くす人、人、人…
まあ、一般人にしてみればこれも立派な娯楽と言う事かな。
ローマのグラディエイター見たいなものか。
「えー皆様このたびは木の葉隠れ中忍選抜試験にお集まり頂き、有り難うございます!これより予選を通過した10名の『本戦』試合を始めたいと思います。どうぞ最後までご覧下さい!」
火影の言葉で中忍試験が開始される。
そして俺とナルトを残し、他の選手は控え室へ。
「では第一回戦始め!」
リングに残った試験官から開始の合図がかけられる。
うー、どうするかなぁ…
勝ってはいけないとは思うのだけど、一応日向家の使用人としては無様な試合も出来ないし…
そんな事を考えていると、ナルトが印を組んだ。
「影分身の術」
現れる4体の影分身。
「「「「行くってばよ!」」」」
四方から襲い掛かってくるナルト。
俺は死角をなくす為に『円』を展開する。
正面から来るナルト2人をガイ先生直伝の体術でいなす。
俺の死角を突いて、後ろに回りこんだナルトの影分身2人の動きを『円』でとらえ、その攻撃を問題なく避け、豪拳の一撃で影分身を吹き飛ばす。
「まだまだぁ!」
更に影分身を増やすナルト。
その数20ほど。
…どんだけチャクラ持っているんだよ。
チャクラを平均に等分する影分身、その有用性は計り知れないが、その分チャクラ消費も半端ない。
だと言うのに平然と影分身を繰り出すその膨大なチャクラには脱帽ものだ。
とは言っても人数が多くてもその総ての動きを円で察知しているので問題なく対処できるレベルだけれども。
ナルトの体術のレベルが低くて助かった。
…とは言っても一月前の俺だと危ういけれどね。
一ヶ月間のガイ先生からの熱血指導は伊達じゃ無い!
写輪眼を使ってその動きを覚え、その動きを反射で出来るまで体に覚えこませる。
とは言え、まだまだ兄弟子であるリーさんにも遠く及ばないんだけどね。
「火遁鳳仙花の術」
口から吐き出した無数の火炎が密集しているナルトに襲い掛かる。
数が多いということはそれだけ避けづらい。
俺の一撃で数体の影分身が消える。
それでも負けじと俺に襲い掛かってくるナルト達。
ん?
なんだ?
行き成りナルトの
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