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IS〈インフィニット・ストラトス〉駆け抜ける者
第28話
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話は変わりますが、作戦の結果は?一夏達は?」
「作戦は失敗だ。今から今後の協議に入る」

失敗…、仕留められなかったのか。軍用ISの名は伊達ではなかったようだ。
その上一夏達の状況を知って歯噛みした。一夏が密漁船を守って、撃墜されたらしいのだ。すぐにでも駆けつけたい思いはある、が、『今』は動けない。今、は。

故に、先に疑問を解決すべく、アルファーに尋ねる。

「何で俺を攻撃したんだ?」
「私にもよく分かりません。ただ、私の中の何かが突き動かした、気がします」

答えになっていない答えだが、それでよしとした。何かしらの本能が、アルファーを刺激したのだろう。

「でも、次からは、無闇に攻撃なんてしないで、言葉で伝えるんだ。いいな?」
「はい。マスター」

しっかり頷いたアルファーに満足していると、

「織斑先生…!篠ノ之さん達が!!」

相当慌てた様子で山田先生が駆け込んできた。曰わく、無断で軍用IS相手に再び出撃したとのこと。一夏を落とされたリベンジ、だろう。織斑先生を見る。難しい顔をしている。

「織斑先生、軍用IS撃墜作戦の参加と無断出撃の篠ノ之達の救援の許可を」
「謹慎だ、と言ったぞ丹下」
「後でいくらでも処罰を受けます」
「…、監視下に置けるだけまし、か。丹下、許可する。ただし、先の織斑等の二の舞はするな」
「了解!!」「現在目標は篠ノ之達と交戦中、篠ノ之達には帰還後私の下に来るよう伝えろ」

先生の指示を受け、旅館を飛び出し、三度ヴァンガードで飛ぶ。そして追随するアルファー。…待機を命じるのを忘れていた。

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