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Element Magic Trinity
Data09:ヒルダ・ディザスター
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ヒルダ
「無駄にアイデア溜め込んでるからな、お前は」

緋色の空
「無駄言うな。アイデアは我が宝だ…といっても、考えたっきりキャラが思いついてないのもあれば、キャラまでしっかり決まってるのもあるし。私のオリジナル話の中で1番古いヤツなんて、もう既にノートに書き溜めてるしね。1番肝心なキャラ未だに出てないけど」

ヒルダ
「おい」

緋色の空
「んー…またアンケート取ってみようかな。いくつかアイデアのっけて、どれから進めればいいか選んでもらうとか。いい感じに進んだアイデアは投稿するとして」

ヒルダ
「自力でどうにかしろ」

緋色の空
「……それが出来たら苦労してない」





【ヒルダ・ディザスターが生まれるまで】

緋色の空
「やってやるさ!」

ヒルダ
「どうした突然」

緋色の空
「ちょっとヒビヤの真似したかっただけ。よくある事だから気にしないで」

ヒルダ
「……意味が解らん」

緋色の空
「それでこそ私。という訳でいってみよー」

ヒルダ
「従者初期設定は不注意で処分した、従者概念誕生話もした…という事は、私個人の話か」

緋色の空
「そーですね。えーっと、確か……あんまり、こう…年頃の女の子らしくない子が書きたかったんだったかな。ざっくり言っちゃえば私みたいな人だね。よくお母さんに言われる言葉をそのままヒルダに当てはめると、“きゃぴきゃぴしてない感じ”」

ヒルダ
「確かにお前は女子高生っぽくないな」

緋色の空
「私は基本可愛げない子なんだよ。だからか20代の既婚者に間違われた」

ヒルダ
「……」

緋色の空
「まだ20歳になるまで5年…いや、今年で16歳だから4年か?まあとりあえずそのくらいあるのに、20代、しかも既婚者に間違われる私って一体……」

ヒルダ
「…まあ、元気出せ」

緋色の空
「大丈夫。そんな事じゃめげたりしない。だって私には二次元があるから!」

ヒルダ
「そ…そうか」

緋色の空
「そんじゃあ続き。実を言うと、私は女の子らしい女の子を文章として書くのが苦手です。サルディアは飛竜(ワイバーン)好きなおかげでいくらかぶっ飛んだ子なのでどうにか書けてます。まあ、だから私のキャラって、基本的に女らしくないんだよね。所謂正統派ヒロインみたいなの書けない」

ヒルダ
「ココロはどうなんだ?アイツは十分女の子らしいが…」

緋色の空
「あの子も例外。あの子の場合は登場回数が少ないのと、女の子っていうよりは…うーん、落ち着きのある天然な子って感じだから。私が苦手な“女の子”っていうのは、よく三次元にいるような子だよ。学校とか行けば『ああ、緋色の空はこういうのが苦手なのか』って解ると思う」
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