第8話 久々の再会?
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だだ!髪の毛引っ張るなっつの」
「伸びる伸びる!やめて!この制服新しく買ったばっかしなんだから」
「なんでも、うちのアホ男子共の魔の手から女子生徒を守ってるとかなんとか。それでついたアダ名は女王!これで見に行かねー手はねーだろ」
「つーか、その流れだとお前もぶっ飛ばされるんじゃ……」
そう言って俺らは古市に引っ張られる。こいつ何処にこんな力が……
まあ、それだけ見にいきたいって事だろ。
それにしても邦枝ってどっかで聞いた事あるな〜っとそんな呑気な事を考えてると
「黒木翔太!男鹿辰巳!覚悟しなさいっ!アンタ達の悪行もココまでよ!」
…………ん?んん?んんん??
「あーーーーっ??思い出した!邦枝葵!そうだ。何でわすれてたんだ?」
「えっ?………………あーーーっ!思い出した!黒木翔太!そうよどーして忘れてたのかしら?」
「なに?もしかしてお前知り合い?」
「なに言ってんだよ男鹿。この前の公園で会ってるじゃねーか」
「えっ?そうだっけ?」
「あれだ。光太のねーちゃんだよ」
「ん?ああ!言われてみればなんとなく……この前会った時は眼鏡掛けてたから分からなかった」
「言わないでーっ!バレないように地味な格好はしてたのに!」
「そーだな。今の格好は前のとかなり違うな。前のファッションは地味な感じの文学系美少女だったが、今のは特攻服にサラシで胸を締め上げて胸を強調しつつ、鍛えてある無駄な肉がないスレンダーなボディーを出している。まあ、何が言いたいかっていうと今の格好もありだな。」カシャッ??
「ちょっ、何撮ってるのよ!」
「っは!男鹿!翔太!」
「今度は何だ」
「何だよ。今葵ちゃんを撮るのに忙しいんだけど」
「……スゲぇ。後ろの2人もレベルが高いぞ」
「あ?後ろの2人?」
そーいえば、葵ちゃん思い出した事で後ろの2人の事をすっかり忘れてたな。どれどれ、古市がレベルが高いって言うくらいだからさぞかし高いんだろう……………あ!
「ちーちゃん!」
「「ちーちゃん?」」
「しょーくん」
「「しょーくん??」」
…………………何でここにいるのかな?
「なっ!翔太!後ろの女の子知ってんのか??」
「ああ、近所に住んでてよく遊んでた。いわゆる幼馴染ってやつだ。てか助けて」
ギューっと俺に抱きついてくるちーちゃんもとい谷村千秋。そーいえば、暫く会わないとこうやって抱きついてきたっけ?
「なあちーちゃん。そろそろ離してくんない?慎ましくも柔らかい胸が当たってるんですが」
「……いやっ。1年と半年位会ってなかったからしょーくんニウムが不足してる。それに…」
「それに?」
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