ニルヴァーナ崩壊
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がら膝をつく
「これが……光を信じる者だけに与えられた奇跡というものですか……ありがとう……ありがとう……ありがとう……」
涙するリチャードさんを見て俺も思わず涙する。
大切な弟さんの無事を知ることができてよかったですね。リチャードさん。次は……お二人が会うことを心から祈ってます
リチャードさんはその後評議院に腕をとられて連行されていく
「なんかかわいそうだね」
「善意に目覚めたのにね〜」
「あい」
ルーシィさんとセシリー、そしてハッピーがリチャードさんを見ながら言う。
「しかたねぇさ」
「私たちにできることは何もないもの」
「これを機に正しい道を歩んでいけるように努めてくれればいいな」
グレイさんたちも同情する
「もうよいだろ!! 術式を解いてくれ!! 漏らすぞ!!」
「やめてー!?」
真っ青の顔の一夜さんにルーシィさんも真っ青になりながらツッコム。
一夜さん……せっかくいい雰囲気だったんですから空気読んでくださいよ……
「いえ……私たちの本当の目的は六魔将軍ごときじゃありません」
「へ?」
ラハールさんの発言に思わず間抜けな声を出す一夜さん。六魔将軍が本当の目的じゃないって……どういうことだ?
「評議院への潜入……破壊。エーテリオンの投下。もっととんでもない大悪党がそこにいるでしょう」
ラハールはそう言ってある男を指差す
「貴様だジェラール!! 来い!! 抵抗する場合は抹殺の許可もおりている!!」
「え!?」
「そんな!!」
俺とウェンディはそう言われラハールさんを見る
「ちょっと待てよ!!」
ナツさんも納得がいかずラハールさんに怒鳴る
しかしラハールさんはあくまで冷静に俺たちを見てから言う。
「その男は危険だ。二度とこの世界に放ってはならない。絶対に!!」
ジェラールはそれをただ静かに聞いていた
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