ニルヴァーナ崩壊
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
丈夫ウェンディ……」
「漏れる…」
怯えるウェンディを俺が抱き締める。一夜さんはいまだに壁に突っ込んだままだけど……
「手荒なことをするつもりはありません。しばらくの間そこを動かないでいただきたいのです」
たくさんの人たちの前に立つ眼鏡をかけた人がいう
「誰なのー!?」
ハッピーが眼鏡の人に言う。
「私は新生評議院、第四強行検束部隊隊長、ラハールと申します」
「なっ!?」
「新生評議院だと!?」
「もう発足してたの!?」
妖精の尻尾の皆さんが驚く。そういえば何かの事件で評議院が一度解散したんだっけ?
「我々は法と正義を守るために生まれ変わった。いかなる悪も決して許さない」
ラハールさんは俺たちを見ながら言う。でも
「どういうことなの!?」
「オイラたち何も悪いことしてないよ!?」
「そうですよ!!」
「おおおおう……」
「そこはハッキリ否定しようよ……」
ハッピーと俺がラハールさんに言う。ナツさんは少し動揺しながら言っているけど……
「存じております。我々の目的は六魔将軍の捕縛」
ラハールはそう言いながら視線をホットアイに移す
「そこにいるコードネーム、ホットアイをこちらに渡してください」
「!!」
「ま……待ってくれ!!」
ジュラさんがラハールさんに言う。しかしホットアイがジュラさんの肩を掴みとめる
「いいのデスヨ、ジュラ」
「リチャード殿……」
「例え善意に目覚めても過去の悪行は消えませんデス。私は一からやり直したい。その方が弟を見つけたときに、堂々と会える……デスヨ」
「……」
ジュラさんはホットアイ……いやリチャードさんをじっと見つめてから話し出す
「ならばワシがかわりに弟殿を探そう」
「本当デスカ!?」
ジュラさんの提案にリチャードさんは喜ぶ
「うむ。弟殿の名前を教えてくれ」
「名前はウォーリー。ウォーリー・ブキャナン」
「「「ん?」」」
「ウォーリーだと!?」
リチャードさんの弟の名前を聞いて妖精の尻尾の皆さんは何やら驚いたような声をあげる
「「「「四角ー!?」」」」
突然ナツさんたちが大声をあげたため俺とウェンディは少々驚いてしまう。
「その男なら知っている」
「!?」
「なんと!?」
エルザさんがそう言うとリチャードさんとジュラさんは驚いてエルザさんの方を振り向く
「私の友だ。今は元気に大陸中を旅している」
エルザさんたちは知っていたからさっきあんなに驚いたのか。
リチャードさんはそれを聞くと涙を流しな
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ