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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
ALO編 Running through to take her back in Alfheim
Chapter-15 紡ぐ未来のその先へ
Story15-8 迎えに
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「さて……俺を殺れるかな?」
「貴様……殺すっ!!」
兄を回し蹴りで吹き飛ばすと弟のナイフを鉄製スティックで弾いて腹部にスティックの二刀流をぶちこむ。
「かばっ…………」
「そんなもんで俺を殺れると思うなよ。なぁ!」
スティックで滅多うちにすると、二刀流の技でもう一度ぶっ飛ばす。
そして、ナイフを拾う。
「さぁて……とどめだ」
ナイフを須郷弟の首筋に当てる。
「ひぃぃぃぃ…………!!」
へぇ……怖いのか。まぁ、こんなもんでいいだろ。
「よし……こいつをこうして…………がはっ!!」
下をみると、腹部から切っ先が出ていた。須郷弟を動けなくしたあと、兄は俺が弟を倒すのを待っていたかのように攻撃してきたのだ。
「くそ野郎…………うらぁっ!!」
スティックを顔面にぶちこむ。須郷兄はのけぞるも踏みとどまり、俺が放り投げた弟のナイフを投げつける。
「がっ!!」
右膝を掠めて後ろに行く。俺は気にせず顔に回し蹴りを打ち込み、そのままスティックで脇腹へ攻撃を入れた。
「そろそろ終わらさせてもらうぜ…………!!」
片方のスティックを相手の顔面に打ち込んで怯ませ、飛び蹴りともう一方のスティックで須郷兄を倒れこませる。
「ったく……手間かけさせんなっての……がはっ…………」
俺は須郷兄も動けなくすると、そのまま歩いていった。
速く……行かねぇと!!
Story15-8 END
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