暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜雷皇の狩人と双棍の闘士〜
未来・略奪・感情・侵食・英雄・星核・連結体
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「ぬぅん!!」
そして振られた剣は。
「甘いよっ!!」
黒い剣の腕をした少年に止められた。
「何っ!?」
「間一髪……って所だよね?」
剣を弾いて略奪王を蹴り飛ばすと、略奪王は苦痛を顔に出す。
「我が体には如何なる攻撃も通用しない。何故だ、何故貴様の攻撃が……!」
「僕の名前は、『暗黒の片刃』エッジ。言えば、多分分かるんじゃない?」
すると、俺に付いていた鎖を、その腕の剣で断ち切る。
「……そうか。貴様、ダークネスウイングの魔剣か!」
「オリジンの剣じゃないよ。今は、ね?」
すると、森の奥から更に三人の人物が現れる。
「やっと見付けましたよ、略奪王」
「何処に行ったかと思えば……もう略奪に入ってたのか」
「全く、するならすると言ってください!」
「……何、この人達」
「彼らもまた、この世界に取り込まれた異世界の人間、いや、神と言っても遜色は余りないかな?」
エッジは言う。
「それにしても、君が異世界のセフィロトの後継者か。……へぇ、かなり凄いステータスだね」
「見ただけで分かるとか……お前何?腕、剣だけど」
「魂を喰う魔剣だよ。っと、来たみたいだ」
すると、エッジの隣に、新たな人物が現れる。
「……エッジの反応を追ってくれば。何?お前ら四人何やってんの?」
「……ダークさん」
「リペレウト・ゼウス・ザ・オリジン、だi」
iと呼ばれた人は言う。
「また、貴方から僕たちの記憶が消されていないんですね」
「消されないし、消すつもりもない。お前達の物語も、ある意味では俺の物語足りうる物だからな。それに、テメェ自体の存在消滅を俺が効くと思ってるならお門違いも程ほどにな。消えないぜ、そっちの馬鹿ユキが残した俺の中にあるSPIRITSのお陰さんでな」
リペレウト・ゼウス・ザ・オリジンは言うと、聖職着を脱ぎ、剣を二振り持つ。
「さて、略奪王。俺の管理区域で、勝手はさせんぞ。物語を略奪したいのなら、俺を殺してみな」
「面白いではないか、全能闇神。だが、我が鎖を解けるか?」
途端、リペレウト・ゼウス・ザ・オリジンは金の鎖に囚われた。
「ふははははっ!さしもの全能闇神も大した物ではない……」
ピキン。
と、微かな音を響かせ、囚われたオリジンは動き出す。
「……成る程、ギルガメッシュの金の鎖をかなりイジくって我流にしているか。だが、構造さえ分かれば斬れなくは無いな」
黒い瞳で略奪王を見つめながら、オリジンは言う。
「手刀で、壊しただと……!?」
「厳密に言えば、俺の身体は神の身体じゃあない。人間の身体だ。つまり、神で在り、人。言うなら、全能闇神人、と言うべきかな?」
「能力ではなく、単に力任せで壊した、と?」
「驚くことでは無いだろ?……コレが問題児と呼ばれる闇神よ」
すると、iと呼ばれた人は、
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ