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転生とらぶる
マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0956話
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の離宮にいる俺達以外のシャドウミラー、あるいは異世界間連合軍のメンバーは、ムウ、スティング、アウル、レオン、高畑の5人。ああ、それとレオンの部下2人もか。
 まずは政治班という事で身体を全く鍛えていないレオンへと通信を入れる。
 それでも10秒程でレオンが通信に出たのは、帝国にいる以上常在戦場を心がけていた為だろう。

『アクセル代表? こんな真夜中にどうしたんですか?』
「緊急事態だ。俺の念動力が何かを察知した。ただし緊急事態と言ったが、そこまで急激に命の危険があるって訳じゃない。それでも俺の念動力が危険を知らせる以上、大人しくしている訳にもいかないだろう」
『緊急事態ではあっても、そこまで命に関わる危険ではない? だとすると主戦派のテロという可能性とかではない、と?』
「だろうな。念動力の感じるからすると、そこまでの緊急性はないと思う」

 念動力自体に明確な意思がある訳ではないので、危険が迫っているというのを教えてはくれても、具体的に何がどうなるかというのは分からない。
 ちなみに明確なと表現したのは、俺が念動力を吸収したリョウト、アヤ、ブリットの意思が微妙に残っているような事を感じる時がある為だ。
 まぁ、あくまでも残っている……かも? といった感じなので、明確にどうこうって訳じゃないんだが。

「緊急性はないにしても、念動力が危険を教えてきたとなると、何らかの危険が迫っているのは間違いない。すぐに準備を整えて離宮の前に来い。俺も他の面子に連絡を入れて離宮の前に向かう」
『わかりました。そこまで言うのであればアクセル代表の言葉に従いましょう。部下と量産型Wと共に離宮から脱出します』

 微妙に疑わしいニュアンスの言葉。
 それも無理はないか。実働班なら俺と共に行動した事が多いから、念動力によって命の危機を察知したという経験をしている者が多い。
 だが、レオンの場合はマクロス世界でこっちに合流したばかりで、まだシャドウミラーに所属してからそれ程長くないし、何より直接の命の危機が多くある実働班ではなく、命の危機がないとは言わないが、それでも実働班に比べたら格段に低い政治班の所属だ。
 勿論俺の念動力についての知識はあるのだろう。だが、実際に念動力によって命を救われた経験がないからこそ、どこか完全に信じる事は出来ない。
 この辺は所属部署や所属期間を考えるとしょうがない事なのだろう。
 自分を納得させるように頷き、次に他のメンバーにも連絡を取る。
 幾度となく俺と戦場を共にしてきたムウはあっさりと頷き、実戦経験が豊富な高畑も同様。スティングとアウルは半信半疑……いや、7信3疑といった感じだったが、それでも俺の言う事であれば、と取りあえず納得して全員が離宮の前に集合する事を受け入れた。
 俺の関係者に対する連絡を
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