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大陸の妖精
アルトvs.エバーグリーン
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波が不自然に曲がった場所がお前の居場所だ!!」


そう言ったアルトは、目を瞑ったままエバーグリーンへ向かいまっすぐに走っていく



「砕破掌!!」


「妖精爆弾グレムリン!!」


走ってくるアルトの行く手を爆弾で遮るエバーグリーン


しかし、アルトはそれを上手くかわし徐々に距離を詰めていく



「うらぁっ!!」


「くっ・・!!」


エバーグリーンはアルトの拳を扇子で受ける


しかし当然ながら力に押され、後方へ吹き飛ぶ



「メテオ・マグナム!!!」


「マズい・・!!」


拳を模った衝撃波を放つアルト


それを見たエバーグリーンは慌てて宙へと飛びあがり、アルトの攻撃をかわした



「(くっ・・純粋な格闘じゃアルトの方が一枚上手・・!!?)」


焦っていたエバーグリーンだが、すぐに冷静さを取り戻す


そして目を瞑ったアルトを見て笑みを浮かべる



「だけど魔法の技術なら私の方が何枚も上手(うわて)よ!!」


両腕をクロスさせ、アルトの方に体を向ける



「妖精機銃レブラホーン!!!!」


「!!」


エバーグリーンが放った魔法を振動により察知するアルト



「(振動の乱れが複数・・50・・100・・200・・って何だこの数!!?)」


飛んでくる魔法の数に驚愕したアルトは、慌てて後ろへ下がる



「うぉおおおわぁあああ!!?」


次々と周りの建物を破壊する音が聞こえる


屋根の上から建物の上に飛び退き、魔法をかわすアルト



「どこまで逃げ切れるかしら?」


うすら笑みを浮かべながら、逃げるアルトを観察するエバーグリーン



「くそっ・・・よけきれねぇ数だ!!」


すると不意に、魔法針の一つがアルトの右足を貫く



「痛っ・・・!!」


動きが鈍ったアルトを無数の針が襲った



「この無数の針・・・かわしきれなかったようね♪」


エバーグリーンが扇子を広げ、勝利を確信した様子で笑う


しかし、途中である事に気づき、焦りの表情を見せる



「!!!?」


アルトを襲う無数の針は、刺さっているのではなく、弾かれていたからである



「アース・クライツ!!!!」


目を見開いたアルトが衝撃波で全ての針を弾き、撃ち落とす



「やっぱ目が見える方が戦いやすい!」


ニヤリと笑みを浮かべるアルト


その光景を目にしたエバーグリーンも同じく笑みを浮かべて言う



「あの数の針を弾いて防ぎきるなんて、流
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