アルトvs.エバーグリーン
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ツはエルザの体全体を火でこすり始める
「ナツ!!!火でこするでないっ!!!」
「つーか・・・てめ・・・手つきエロいぞ・・・」
しばらくこすると、とんでもない事が起きた
パキッという音と共にエルザの額にヒビが入ったのだ
「・・・・・!!!!」
この事態にナツたち全員が驚愕の表情を浮かべる
「しまったー!!割れたー!!ノリだノリ!!ハッピーノリー!!」
「あいさー!!」
「バカヤロウ!!そんなんでくっつくか!!?オレの鉄をてめぇの炎で溶かして溶接するんだ!!」
「貴様らーーーっ!!!」
ナツとガジルが慌てて応急処置を試みる
だが、どの案もグットアイデアとは言えず、その光景を見たマカロフが呆れた様子で怒鳴る
そうこうしている内にも、エルザのヒビは大きくなり、広がっていく
「ひぁーーーっ!!!!ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい!!!!」
今にも砕けそうなエルザに対し、必死に謝罪し続けるナツ
両手のひらを合わせ何度も頭を下げていた
次の瞬間、石像と化したエルザの体は完全に砕け散った
・・・かのように見えたが違った
エルザの石化が解け、何事もなかったかの様に上体を起こした
「熱い・・おまえかナツ」
怒りに満ちた視線をナツにぶつけるエルザ
「何をするかーーー!!!!」
「ぐほぉ」
「ギヒャ」
その直後、近くに立っていたガジルを含め、ナツを殴り飛ばした
「エルザが復活したーーー!!!!」
石化前と変わらず元気なエルザを見たハッピーが笑顔で叫ぶ
するとマカロフが怪訝そうな表情で言う
「エルザ・・・しかし何故・・・」
「それが私にも・・・もしかしたらこの右眼のおかげかもしれませんが・・・」
エルザは現在、ポーシュリカが作った義眼を右眼に埋め込んでいる
その眼のおかげで「石化眼」の魔力を半減する事が出来たのだろう
「エルザ・・今の状況わかる?」
「ああ・・・全て耳に入っていた」
魔力を半減していたおかげか、エルザは石像になっても意識があったようだ
「(いける!!!反撃の時じゃ!!!)」
希望を持ったマカロフが握り拳をつくって笑みを浮かべる
「私が復活した事で残り人数も律儀に変わるという訳か、凝った事を・・・」
エルザは空中に書かれた文字を見ながら言う
【残り4人】
「この4人
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