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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
一生勝てねえ
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た様子の一輝に満足しつつ、アイツの前まで走りながら右拳を引いて、
「だから、俺は最低限約束を守ろうとする!名を取り戻して、あの星空に旗印を刻んで、箱庭一になって、その三つを目指す!」
何ともなさけねえ、約束を守るとも言えないような情けない姿をさらしながら、それでもどこか納得したようで俺の口は自然を笑みを作っていた。相手を威嚇するしか能がなさそうな、笑みを。
「それで、文句あるか!」
そう言いながら一輝の顔に殴りかかる。体中ボロボロで、最初よりも間違いなく弱くなってるはずが・・・さっきよりも、いい音が鳴った。
さっきと変わらず一輝の左手に防がれたが、さっきとは違って衝撃は地面にまで伝わり、一部陥没する。
「・・・いい表情、いい目になったじゃねえか」
だがそれでも、目の前にいる一輝は揺るがない。しっかりとその左手で売れの拳を防ぎ切り、顔は笑みを浮かべていて・・・
「その目で言えるなら、文句はねえよ」
ああ、こりゃ俺一人じゃ一生勝てねえな・・・なんて考えながら、階段の一番下まで殴り飛ばされた。
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