第百三十九話 破壊神再臨
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
どうかはやってみれば分かるさ!!]
キメラモンカオス[ウオオオオオ!!]
猛スピードでマグナモンに突撃するキメラモンカオス。
マグナモンはハイブリッドアームズを巧みにかわしながらキメラモンカオスの懐に入り、強烈な蹴りを鳩尾に入れる。
キメラモンカオス[ぐっ!?ウオオオオオ!!]
マグナモン[おっと!!]
キメラモンカオスの腕をかわし、時には容易く受け止める。
やはり不完全なためか最初の戦いの時のキメラモンカオスより遥かに弱体化している。
それに対して、マグナモンはデジタルダンジョンでの過酷な特訓をして、かつての時より大幅に腕を上げている。
マグナモン[はあああああ!!]
凄まじいラッシュ攻撃。
それをまともに受けるキメラモンカオス。
キメラモンカオス[ぐがっ!!!……ぐうっ!!…がはっ…、あああああっ…!!!!!!]
マグナモン[シャイニングゴールドソーラーストーム!!]
無数のレーザー光がキメラモンカオスに襲い掛かる。
巨体のキメラモンカオスには全弾命中した。
マグナモン[…………]
無言で爆煙を見つめていると…マグナモンは冷や汗を浮かべた。
マグナモン[おい…タフにも程があるぞ…]
キメラモンカオス[ぐっ…お、己…!!]
所々、身体が煤けているが致命傷は受けていない。
恐らくは直撃の寸前に全パワーを防御に回したのだろう。
大輔『でもかなりのダメージを受けたようだなキメラモンカオス。大分体力が落ちているじゃないか』
キメラモンカオス[…………]
無言のまま、マグナモンと大輔を睨み据えるキメラモンカオス。
デジタルダンジョンで特訓する前ならそれでもキメラモンカオスが上ではあったが、この成長率は予想外であった。
屈辱ではあるが、キメラモンカオスは翼を広げた。
ベルゼブモン[何だ?]
ウォーグレイモンX[あの、キメラモンカオスが逃げるつもりなのか…?]
キメラモンカオス[今の不完全な状態では貴様等には勝てん。だが、覚えていろ。必ず完全な復活を遂げ、更なる力を得て…貴様等を皆殺しにしてやる…っ!!]
それだけ言い残し、キメラモンカオスは次元に穴を開け、この場を去った。
キメラモンカオスが去った瞬間、戦いの影響か、要塞が崩れていく。
大輔達は急いでこの場を去ったのだった。
こうして異世界での戦いは終わりを告げた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ