暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
天馬から妖精たちへ
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
人!?」

俺はその言葉に疑問を持つ。六魔将軍は全滅したって話だったのに……まだ誰かいるのか!? 一体誰だ?
そんなことを考えているとゼロとの念話は途切れていた。
ゼロともう一人の敵がどれほどの強さかは知らないけど……勝負になるのか?そんな奴等と……ナツさんたちを倒してしまうような奴と

「待って!!」

シャルルが焦った顔をする
「八人もいない……!? 魔水晶(ラクリマ)を壊せる魔導士が八人もいないわ!?」

言われてみて気づくが今ここにいる魔導士は四人……だけど

「わ……私……破壊の魔法が使えません!! ごめんなさい!!」

頭を下げるウェンディ。ウェンディは破壊の魔法を使えないのだからここにいる魔水晶(ラクリマ)破壊に参加できるのは三人だけ……

「こっちは三人だ!! 他に動ける者はいないか!?」

『マイハニー』

この声は一夜さんか?

『私がいるではないか。縛られてはいるが……』

『一夜さん!!』

一夜さんも参加してくれるようだ。これで四人……あと四人……

『まずい……もう……僕の魔力が……念話が……切れ……』

「あと四人だ!! 誰か返事をしろ!?」

『俺がいこう……』

かすれかけの声がする。この声って……

「リオンさん!? 大丈夫なんですか!?」

『あぁ……魔水晶(ラクリマ)を破壊するくらいなら……なんとかなるかもしれん……』

リオンさんもギリギリの魔力ではあるが参加してくれるらしい。あと三人……
すると上空のクリスティーナがバランスを失い落下し始める

「クリスティーナが!?」

「落ちるぞ!!」

「リオンさん!!」

しかしクリスティーナから一人ふわふわとこちらにゆっくりと落ちてくる人物がいる。そう、リオンさんである。
リオンさんは俺たちの前にゆっくりと着地する

「恩に着るぞ……レン」

『頼むぞ……うっ……』

リオンさんの降りるのをアシストしたのはレンさんの空気魔法(エアマジック)だったようだ。

「グレイ……立ち上がれ……」

するとリオンさんはそのまま念話を通してグレイさんに話かける

「俺たちは誇り高きウルの弟子だ……こんな奴等に負けるわけにはいかんだろ……」

『私……ルーシィなんて大嫌い……』

続いてシェリーさんが話始める

『ちょっとかわいいからって調子に乗っちゃってさ……バカでドジで弱っちぃくせに……いつも……いつも一生懸命になっちゃってさ……』

悪口ばかり言っていた声から徐々に涙声に変わっていく

『死んだら嫌いになれませんわ。後味悪いから返事しなさいよ』

クリスティーナは徐々に落下していき俺たちの視界から姿を消してしまう

「クリステ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ