ニルヴァーナ復活
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
気休めの言葉しか俺にはかけれない。そんな俺が情けない……
「てか本当にここが制御室なのか?」
「リチャード殿がウソをつくとは思えん」
リチャード殿ってのが誰なのか気になったけど……今はこれを止めることが優先だ
「止めるとかどうとかの前にもっと不自然なことに誰も気づかないの?」
突然シャルルが話し出すので俺たちは全員シャルルを見る
「操縦席はない。王の間に誰もいない。ブレインは倒れた。なのになんでこいつはまだ動いてるっのかってことよ」
シャルルに言われて気づいたが確かにそれはおかしい。となると考えられるのは
「まさか自動操縦!?」
「最悪の場合ニルヴァーナ発射までプログラムされてるかもしれませんね……」
グレイさんと俺が言う。そこまで言って俺はウェンディが泣きそうになってしまっているのに気づきハッとする
「どうしよう……私たちの……ギルドが……」
震えだすウェンディ。俺は慰めの言葉が見つからず、何も声をかけれない。
「大丈夫!! ギルドはやらせねぇ。この礼をさせてくれ」
ナツさんが力のこもった声でそう言う。
「必ず止めてやる!!」
泣きかけているウェンディと何も策が思い付かない俺はナツさんを見つめる。
そうだな……諦めちゃダメだ!! 大丈夫。ナツさんたちがいてくれればなんとかできる!!
俺はそう思い、ウェンディの手を握った
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ