ニルヴァーナ復活
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「任せて〜!!」
俺は嫌な予感がしてセシリーにつかんでもらい空に飛び上がる。ウェンディもシャルルにもってもらって同じように飛ぶ。
そして俺たちのさっきまでいたところからは巨大な岩でできた足が現れた。
「まさかこれが……」
「ニルヴァーナ……」
それは8本の足が生えており、真ん中の胴体と思われるところにはなぜかたくさんの古い家のようなものがあった。
「な……何よこれ」
「これが……魔法なの?」
声が震えているシャルルとセシリー。でもその気持ちは分かる。だってこんなものを見たら誰だって恐怖を感じるに決まっている
するとニルヴァーナはゆっくりではあるが歩き出す
「動き出したわよ!!」
「どうしようシリル!!」
ウェンディが俺に聞く。俺は一瞬迷って下を見るとそこにはニルヴァーナの足を走っているナツさんたちを見つけた。ナツさんたちは胴体のところに向かって全速力で走っていく
「ウェンディ!! 俺たちもあそこに行こう!!」
「うん!! お願いね!! シャルル」
「わかってるわよ」
「僕も頑張るよ〜!!」
シャルルとセシリーに運んでもらい俺たちもニルヴァーナの中心へと向かって飛んでいく。ニルヴァーナは絶対に……俺たちが止めてやる!!
―――――街の真ん中付近まで進むと
「ハァハァハァハァ」
「ゼーハーゼーハー」
シャルルとセシリーは俺たちを運んだことでかなり魔力を消耗してしまったのか今はニルヴァーナの上で倒れている
「ごめんねシャルル……無理させちゃって」
「大丈夫か?セシリー」
「大丈夫だよ。シリル」
「私のことはいいの」
二人はその場で状態を起こす
「それよりあんたたち……こんなトコまで来てどうするつもりなの?」
ウェンディは少し考えた顔をする。あれ? ニルヴァーナを止めるんじゃないのか?
「ウェンディ……あんたまだジェラールを追って……」
「違っ!! あ……えと……それもちょっとはあるけど……」
ウェンディは辺りを見回してから言葉を紡ぐ
「私……なんとかしてこれを止めなきゃって!!私にも何かやれることがあるかもしれないでしょ!?」
「そうね」
ウェンディは拳を握るシャルルに言う。シャルルもそれを聞いて少し笑いながらうなずく。
「シリル!! 一緒に頑張ろう!!」
「ああ!! もちろん!!」
「僕も頑張るよ〜!!」
ウェンディが俺たちにも笑顔を見せる。俺は歩いてとりあえずグレイさんたちと合流しようと思いシャルルに手を差しだそうとシャルルを見ると……その表情は驚きの表情になっていた
「シャルル? どうしたの?」
俺が聞くとシャルルはふ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ