27炎
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◇
ドガッ!!!
「フン」
ドラゴンフォースを纏ったナツの体当たりを鼻で笑いながらガードするゼロ。
「ハァァアア!!!!」
次にドラゴッドフォースを纏ったヤマトが炎の剣で切りかかるが、その攻撃は全てかわされてしまう。
「ダークグラビティ!!!!」
「ぐあああああっ!!!」
「あああああっ!!!」
ゼロが両腕から放った重力の衝撃波によって、地面が崩れ地下洞窟に落とされてしまう。
そしてそれを追って自身も洞窟へと向かって行くゼロ。
「炎龍神の咆哮!」
ヤマトが咆哮を放つがゼロは常闇奇想曲で相殺する。
「ゼロ・スラッシュ!!! オラァ!!!!」
ゼロは着地すると同時にナツとティアナの方へと向かって行き、両手に常闇奇想曲
ダークカプリチオ
のような魔力の鞭を纏い、2人に向かって振るう。
シュバァン!! シュバァン!!!
その攻撃を避けながら、ナツは頬を膨らまし…ヤマトは『ストライクフリーダム』を構えて標準を定める。
そしてナツは灼熱のブレスを…ヤマトは強力な砲撃魔法をゼロに向かって放つ。
ドゴォォォオ!!!!
二つの攻撃が炸裂し、大爆発を起こす。
しかし、ゼロはほぼ無傷の状態でブレスと砲撃の中を突っ切ってくる。
「てりゃああ!!!」
そしてゼロは2人を押しつぶすように、高密度の魔力を放つ。
「ぐっ!!!」
「この…!!!」
ナツとヤマトは押し潰されまいと踏ん張り、何とかゼロの魔力から逃れる。
「ダーク・デリート!!!!」
しかしゼロの攻撃は終わらず、今度は複数の魔法弾を散弾のようにして放ってくる。
「ディバインシューター………シュート!」
負けじとヤマトも複数の魔法弾を放ち、ゼロの魔法弾と相殺させていく。
「今だナツ!!!」
ヤマトの掛け声と共に、ナツがゼロの眼前へと迫り、炎の拳を振るう。対するゼロも、魔力を帯びた拳で迎え撃つ。
ズドォォォオ!!!!
ナツとゼロの拳がぶつかり合い、凄まじい衝撃が響き渡る。
「どうやらその力……まだ完全には引き出せてねえようだなァ!!!!」
「ぐはぁっ!!!」
しかし、ゼロは反対側の拳を使って、ナツを殴り飛ばす。
「こんなモノか!!? ドラゴンは!!!? 太古の力を支配していたドラゴンの力はこの程度かー!!!!」
「そんなにドラゴンの力を見たいんだな?死んでも後悔するなよ?」
先ほどよりヤマトの魔力が膨れ上がっていく。
「おいナツ、こんなやつに負けるつもりか?」
ヤマトがそう
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