27炎
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言うとゆっくりだがナツも立ち上がる。
「そんな訳ねぇだろ………守らねえと行けない仲間が居るんだ!」
そして…ナツとヤマトはそれぞれ金色の炎と黒と赤の炎を身に纏う
「粉々にするには惜しい者たちだが、もうよい、楽しかったよ。貴様等に最高の無≠くれてやろう。我が最大魔法をな」
そう言って魔力を纏った両腕を、円を描くように回し始めるゼロ。
「滅竜奥義…」
「滅龍神奥義…」
それに対し…ナツとヤマトは両腕に金色の炎を纏う
そして……
「紅蓮爆炎刃!!!!!」
「黒爆炎神!!!」
「ジェネシス・ゼロ!!!!!」
3人の最大魔法が放たれた。
「「ああああああっ!!!!!」」
「消えよ無≠フ彼方へ」
そして3つの魔法が……激突した。
◇
「うおおおおおっ!!!!」
「はぁぁあああっ!!!!」
「我が前にて歴史は終わり、無の創世記が幕を開ける。ジェネシス・ゼロ!!!!」
そう言って両手に纏った邪悪な魔力を解放するゼロ。
「開け、鬼哭
きこく
の門。無の旅人よ!!!! その者たちの魂を!! 記憶を!!! 存在を喰い尽せ!!!!」
すると、その解放した魔力の中から『無の旅人』と呼ばれる無数の怨霊の様なものが出現した。
「消えろ!!!! ゼロの名の下に!!!!」
そしてその無数の怨霊は……ナツとヤマトに襲い掛かった。
「ぐあっ!」
「うぐっ!」
怨霊たちに飲み込まれ、さらには体中を噛み付かれ、苦痛の声を上げるナツとヤマト。
しかし……
ボゴォォォオ!!!
キィィィイイイン!!!!
「何!?」
ナツに纏わり憑いていた怨霊は金色の炎に包まれ…ヤマトに纏わり憑いていた怨霊は…謎の輝きに逆に飲み込まれて消滅していた。
「おおおおおお!!!」
「ああああああ!!!」
「金色の炎が…光が……オレの魔法を燃やし、消しているだと!!!?」
ゼロはありえないと言わんばかりに目を見開き、驚愕の言葉を口にする。
「らああああああ!!!!」
雄叫びを上げながら力強く一歩を踏み出すナツの姿は……ゼロの目にはドラゴンの姿が重なって見えた。
「(ドラゴンを倒す為に…ドラゴンと同じ力を身に着けた魔導士。これが…本物の、滅竜魔導士
ドラゴンスレイヤー
!!!!!)」
自分の知っているコブラとは違う……本物の滅竜魔導士
ドラゴンスレイヤー
の力を目の当たりにし驚愕しているゼロに……ナツは渾身のアッパーを叩き込み、ゼロを空中へと
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