暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Bミッドベルカ相搏つ
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†††Sideはやて†††

家族や友達、みんな揃っての夏祭りにやってきたわたしら。去年はルシル君やシグナムら家族だけやったけど(それでもすごく楽しかった)、今年はすずかちゃんたち友達も一緒で、まだ屋台巡りとかしてへんのにもう十分楽しい。
そんなわたしらは今、「第一勝負は輪投げ!」チーム海鳴恒例、チーム分けしての勝負事をしてる。基本的にチーム分けの方法は使用魔法式の違いからや。ミッドチルダ式かベルカ式か、ってゆう。まぁ、ミッド・ベルカ混合チームを作って競い合うこともあるけど。

「各チームから代表者2名を選出!・・・で、輪投げって具体的に何すんの?」

「「「「そこから!?」」」」

わたしとすずかちゃんとなのはちゃんとアリサちゃんが同時にツッコミを入れる。シャルちゃんは「いや、輪投げって言うくらいだから輪を投げるんだろうけど・・・」わたしらのツッコみにたじろいだ。けど、「まぁ、大体は合ってるけどさ」アリサちゃんの言うように基本的な事は把握してるみたいや。

「実際に見た方が早いよ」

「シャルちゃんの言うように、目当ての欲しい景品っていう的に向かって輪を投げるんだよ」

みんなと一緒に輪投げの屋台へ向かう。わたしらのような子供が数人とゲーム中や。すずかちゃんの解説と実際に輪投げを見たシャルちゃんは「なるほど。ん、把握完了。初見組も大丈夫だよね?」って、リイン、フェンリルさん、フェイトちゃん、アリシアちゃん、アルフに確認した。

「こういう単純なモノなら問題ないよ」

「わたしも〜♪」

「あたしもさ」

「リインも大丈夫です〜」

「わた――」

「よしっ。じゃあ、さっき言った通り各チームから2人選んでね〜」

「小娘・・・!」

フェンリルさんをガン無視するシャルちゃん。いくらルシル君にベッタベタやとしても、そこまで敵視することないと思うんやけどな〜。まぁ、わたしは以前からフェンリルさんと付き合いがあるからかもしれへんけど。

「まぁまぁ、フェンリルさん。落ち着いてな」

「はやては優しいから好き?」

わたしをハグしてくれたフェンリルさん。アインスやシグナムくらいの大きくて柔らかな胸にわたしの顔が埋まる。わたしは「おおきにな。わたしもフェンリルさんが好きやよ〜?」って抱き返す。あー、すごく安心できる抱き心地やわ〜。

「はやてになら、マスターをあげても良いのに〜」

「ぶっ!?」

夢心地から一転、地獄へ突き落されてしもうた。シャルちゃんやったら、アピールするチャンス〜♪とか思うて、ルシル君にさらにアピールするんやろうけど、わたしにはシャルちゃん程にアピール出来ひんし、しようとも思うてへん。勝手やけど、今はまだみんなで楽しい時間を過ごしたいからや。せめて中学に上が
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