暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Bミッドベルカ相搏つ
[10/13]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
〜んの無料券が景品っていう店があるよ」なのはがある屋台を指差した。

「レジャープールやね。夏休みには海行く予定やけど、プールも行く?」

「悪くないわね。夏祭りに海に山、それにプールも制覇しときましょうか」

あたしは賛成。海はすずかん家のプライベートビーチに行く予定で、近くには山もあるから海と山を一緒に楽しめるし、夏祭りは今来てる。だったらプールも行っとかなきゃね。なのは達も賛成意見で、「じゃあ、第四戦はだるま落としに決定〜♪」ということになった。

「ミッドチームはフェイト、ベルカチームはアインス! 狙うはレジャープール・ワクドキ☆ざぶ〜んの無料券が景品の最高難度・10段!」

アインスの身長より高いだるま落としに挑戦。子供なフェイトを気遣う店主さんだったけど、「大丈夫です。これくらいなら・・・!」って一番下の段を自分の身長と同じくらいのハンマーを振り払って打ち抜いた。さらに二段目も打ち抜くから、見学者たちから拍手喝采。アインスも負けじと二段目を打ち抜いたんだけど、こっちの歓声は男の人ばかり。その理由は・・・

「すげぇ、胸が揺れてる・・・!」

「メッチャ脚が綺麗だよな!」

アインスがハンマーを振るうたびにその大きな胸が揺れて、浴衣の裾から白い脚が見えたり浴衣が崩れ始めたりするから。フェイトも実際、脚が見えちゃってるけど子供ってこともあるから、純粋に打ち抜いてるすごさに歓声が上がってる。

「アインス!」「フェイト!」

ここでルシルとアルフが乱入。店主さんに一言断りを入れてからアインスとフェイトをどこかへ連れてった。戻って来た時、2人は浴衣じゃなくてジャージ姿になってた。すると男の見学者たちから大ブーイング。そんな人たちに「あ?」ルシルがギラリと睨み返すと、シーンと静まった。うん、今の眼光は恐いわ。

「おおきにな、ルシル君。助かったわ」

「感謝するよ、ルシル」

「いいよ。俺としても、あの2人の肌をあんな連中に見せたくないしな」

「ルシル君、お父さんとかお兄ちゃんみたい」

「もしくは恋人かな」

「あんたの感性年齢というか精神年齢というか、絶対に10歳じゃないわよね」

「ほっとけ。というか、君らも絶対に10歳じゃないからな、内面的な年齢で言うと」

プレイの続きを始めた2人を見守る中、 あたし達はそんな会話をする。他の10歳男子だったら、女の家族や友達の肌を他の人に見せたくないって思わないもの。そんなこんなで、「なんと! 2人とも10段クリア! 大赤字決定だぁぁーーー!!」フェイトとアインスがだるま落としパーフェクトクリア。夏休みに出掛ける場所がまた1つ増えた。

†††Sideアリサ⇒ルシリオン†††

チーム海鳴恒例の勝負事・夏の陣も最終戦。対決するのは
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ