暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Bミッドベルカ相搏つ
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まぁ、はやてになら」って納得。それからわたし達は舌を出し合って変色してるのを見て笑い合う。さて、かき氷を食べたところで、「はーい、第三戦ですよ〜・・・」テンション降下中なシャルが指差した屋台には、球入れって書かれてた。

†††Sideアリシア⇒アリサ†††

第三戦は球入れ。運動会の球入れみたいじゃなくて、ゲームセンターにあるバスケットゴールにボールを入れるみたいなやつ。で、「ミッドチームはアリサでぇ〜、ベルカチームはシーちゃんで〜す」シャルがこのゲームに参加するあたしと、「シーちゃんとは私か?」シグナムの名前を呼びあげた。

「ぷふっ! シーちゃんて、シーちゃんて・・・!」

「笑っちゃシグナムに失礼ですよ、ヴィータちゃん!」

シグナムに対しての可愛い呼び名に、ヴィータが吹き出し、それをリインが窘めた。とにかく、あたしの最大のライバル、シグナムとの一騎打ち勝負。ゲーム台は1台ってことで交代して打ち合うことに。

「負けないわよ、シグナム!」

「フッ。この程度の遊戯であれば技術など関係あるまい。勝たせてもらおう」

前の人たち数人のプレイを見学。シグナムはジッと見つめて巧い人の姿勢とか力加減とかを学んでる。そうしてあたし達の番になった。シグナムとジャンケンして、「先攻はあたしね」まずはあたしからになった。店主さんに100円を支払って、「制限時間は1分。ゴールに入れた回数に応じて景品レベルがありまーす!」店主さんからルールが説明される。

「それではチャレンジャーのお嬢さん、準備はオーケー?」

コクンと頷き返す。店主さんの「それではゲーム・・・スタート!」の掛け声と同時に手元にあるバスケットボールより一回り小さくて軽いボールを手にとって、2mほど離れてるゴールへと向けて投げる。入ったかどうかを確認する前に次のボールを手にとって投げる。

「残り10秒! 8、7、6、5、4、3、2、1、終〜了〜!」

それを繰り返して1分、ひたすらにボールを投げた。その結果、「ゴール数、14球! これは大健闘!!」店主さんの発表に周囲から拍手が起きる。これまでの最多記録と一緒だって話。

「景品は、今日の夏祭りの屋台全店無料券! えっと、お友達は何人?」

「あたし合わせて16人、です」

「それじゃあ16枚ね。1枚につき1店ね」

「ありがとうございます!」

16枚の今日の夏祭りに出店してる屋台すべてに使える無料券をゲット。次は「これはまたとんでもない美女がチャレンジ!」シグナムの番。ゲーム台と向かい合うシグナムが放つ空気に、あたし達や店主さん、見学者も口を閉ざして固唾を飲む。

「制限時間1分。チャレンジャーのお姉さん、準備はオーケー?」

「ああ、いつでも構わん」

「クールビューテ
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