暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Bミッドベルカ相搏つ
[7/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ーーー!」
「みんな、気にしないでゆっくり食べような」
ルシルの有無を言わせない声色にわたし達は「はーい」返事して、シャルのことを放ってかき氷の続きを食べる。そして「あーん」フェイト達と食べさせ合いっこ。宇治金時、コーヒーフラッペ、カルピス、リンゴ、青リンゴ、マンゴー、オレンジ、コーラ、メロン、レモン、ストロベリー、ピーチ、パイナップル、バナナ、グレープ、ハイビスカスっていう16種類の味だから、みんなからちょっとずつ貰ってく。
「(シグナムの宇治金時はちょっと苦いなぁ。えっと次は・・・)ルシル。ちょっとちょうーだい♪」
「ああ。どうぞ」
「ありがとう♪ アイスいっぱいもらってもいい?」
「いいよ」
ルシルが頼んだのはコーヒーフラッペ。コーヒー味のシロップを掛けたかき氷にアイスクリームを乗せたフラッペってやつ。ルシルのお言葉に甘えてアイスクリームいっぱいとちょっとのコーヒー味かき氷を貰おう。というわけで、「あーん」口を開ける。
「??・・・いや、自分のスプーンで掬ったらどうだ」
「はーやーく〜」
「いやな、俺のスプーンだと関節キスになるぞ」
「「「「あ」」」」
ここまで同性だったから気にも留めてなかったけど、ルシルは男の子だった。危ない、危ない。さすがに間接とは言えキスは出来ないよ。しょうがなく自分のかき氷に刺さってるスプーンを手にとって「いただきます」ルシルのかき氷を貰う。コーヒーの苦みがアイスクリームの甘さでちょうどいい感じ。
「じゃ、次はザフィーラのちょうーだ〜い」
「うむ」
ザフィーラが差し出して来てくれたのは青リンゴ味のかき氷で、これも美味しかった。ふっふっふ。これで全味制覇なのだ。
「ルシルぅ〜、あーん♪」「マスター、あーん?」
「えっと、あの、ルシル君、あーんや」
シャルにフェンリルは積極的に口を開けて待ち構えて、はやては自分のメロン味のかき氷を掬ったスプーンをルシルに差し出した。おお、はやて、勇気振りしぼって大胆行動に出ちゃった。さぁ、ルシルはこの3人をどう対処するの?
ルシルはちょっと考えた後、シャルとフェンリルのかき氷に刺さったスプーンを抜いて、そのスプーンで自分のかき氷を掬った。そこまでならなんでもないけど、ルシルはシャルのスプーンをフェンリルに銜えさせて、フェンリルのスプーンをシャルに銜えさせた。
「「っむぐ・・・!」」
慌ててスプーンを口から引き抜くシャルとフェンリル。で、最後にルシルははやてのあーんを受けた。はやてのスプーンをパクっと銜えて「うん、メロン味も美味いな」って微笑んだ。自分でやっておいて顔を真っ赤にして照れるはやて。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
シャルは絶叫。フェンリルは「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ