暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico18-Bミッドベルカ相搏つ
[13/13]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
にある丘の休憩所。夕食をみんなで買ってから合流ということで、念話でどれを購入したか、するかを相談しながら1つとして被らないように購入して、合流場所へ。
「早かったな。ミス海鳴ってそんなに早く終わるものなのか?」
「にゃはは。それが2人ともお互いを妨害し合っちゃって・・・」
「強制失格の即退場を食らったのよ」
呆れるなのはやアリサ、それにフェイト達。つまらない時間を申し訳なかったと、フェンリルとシャルの関係者として深く謝罪を申し上げたい。
さて。気持ちを切り替えて夕食だ。休憩所の、お世辞にも広いとは言えない木製の四角いテーブルにパックを並べ、そこから思い思いに箸を伸ばして食べていく。すると、「はやて達、その指環どうしたの?」とアリシアが小首を傾げた。
「あ、色は違うけど、みんな同じ指環してる〜」
「ザフィーラは耳飾りかい。似合ってるじゃないか」
「ホントだ、可愛い♪」
なのはやアルフやすずか、みんなにも見えるように手の甲を向ける。リインが「ルシル君にプレゼントしてもらったですよ〜♪」と言うと、「ずるい! はやて達にだけなんてず〜る〜い〜!」シャルが騒ぎだす。
「ルシル、ルシル。わたしも何か欲しい!」
「そういう約束だもんな。花火を見終わったら買いに行こうな」
「やったー!」
両手を振り上げて喜ぶアリシアの頭を撫でる。なんかもう妹のシエルを見ているようだ、この喜びよう。俺へのイタズラ心が無くなれば良いんだけどなぁ。
「シャルにも何か買うから、今は大人しく食べよう。オーケー?」
「オッケー! 指環、指環♪ 婚約指環?」
「マスター! 私にも婚約指環をください!」
「ただの指環だ、馬鹿2人!」
そう怒鳴った直後、ドーン!と腹に響く音と一緒に夜空に花火が咲いた。約1万5千発の花火に、俺たちは見惚れた。花火の打ち上げが終わった後は、シャルやアリシア達に指環やガラスのオブジェを購入(計6千円)。思い思いにゲームや食べ物を買い、人が疎らになってきたところで景品の花火をして、俺たちの夏祭りは終わった。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ